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「エコな生活 麻の素晴らしさ」 衣・住について

「衣食住」は 私たちの生活の中で最低限必要な物です。「食」より「衣」が大事なのでしょうか?「さとううさぶろう」さんの「あいをよる おもいをつむぐ」地湧社 1500円税別より

「衣服のルーツをたどると、布には、暑さ寒さからからだを保護するだけではなく、邪悪なものから心身をまもる、魂をいやすといった「祈る心」が込められている」「昔の人は植物にさまざまな薬効があることを知っていた」

『草根木皮、これ小薬なり。鍼灸、これ中薬なり。飲食衣服、これ大薬なり。身を修める心を治める、これ薬源なり。』

その「衣」の素材に、日本の先人たちは
「シルク」 マユ玉は、お蚕さんが命を守るための物である。そのシルクをまとうと、自分の肉体や本質がやさしく守られるのではないかと。
「綿」 リラックスするのに最適で、肉体も心ものびのび解放されるのではないかと。
「麻」 霊性の高まりに自分を導いてくれるのではないかと。

麻について少しご案内致します。「麻」「大麻」「大麻草」「ヘンプ」「マリファナ」幅広く『麻』を現す言葉があります。麻は、なんと100日後に収穫が出来る。雑草より早く大きくなるので除草剤が要らない。また害虫を寄せ付けない性質で殺虫剤も要らない。

成長が早い植物は、土壌養分を吸い上げ、土地を痩せさせるが、ヘンプは、全体の3割の葉と枝を収穫後畑に戻すので土地が痩せるのを防ぐ。連作障害も少なく、輪作に適している。昔、雷がなると「蚊帳(麻の製品)」の中に入ると大丈夫。と言われています。これは、麻のもつ静電気をカットする力があると言う一説です。

綿は「インド綿」が有名ですが、綿の栽培面積が、地球の耕地面積全体のたった2%の広さの中になんと使用される農薬全体の26%を占めている。と言うのですから驚きです。アメリカに限っては、全農薬の50%近く占めている。

インドの農薬は「毒薬注意」と書かれているらしい。肌に触れれば、かゆみ止まらず皮膚がただれる。口から吸い込めばノドに影響がある。雨に農薬が染み出た水が井戸に流れ込み、その水を飲むと内蔵疾患を起こす。

麻の「住」について1980年代末に、ヘンプの茎を細かく砕いた麻のチップと水と石灰を加えてつくる建築材。(カノスモーズ:商品名)

  1. 軽くて丈夫で細工がしやすい。
  2. 断熱性に優れている。
  3. 火に強い。
  4. 虫が嫌う。
  5. 冬は暖かく、夏は涼しい。

フランスにこのカノスモーズで建てた「ヘンプハウス」があります。※アマゾン川の流域の材木を建築用資材に使用しているのを
止めさせなければ、地球の空気の浄化は不可能になる。木材の伐採を止めさせるには、麻を建築資材として使用するれば良いのではないかと、阿部一理は思う。

また、ヘンプ繊維と既存のプラスチックを混ぜた混合材料は。すでに実用化されている。海外の自動車会社が車体の内装にヘンプを使用している。例えば、メルセデスベンツ、BMW、アウディ。利点としては、ガラス繊維よりも密度が軽く、車が軽量にできる。

麻の「食」については次回ご案内致します。

※「ヘンプ読本」赤星栄志著  築地書館を参考にしました。
是非お読みいただきたい一冊です。

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