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生活

「原爆3発目」急いでいた!! その2

私、阿部一理は、前回、秋月辰一郎著『死の同心円』の258ページを引用した。再掲すると

『さらにいうならば、ヒロシマで20万人以上の人々が焼けただれた16時間後、トルーマン大統領が「日本はパール・ハーバーの何十倍もの報復を受けた。これは原子爆弾である。この期におよんでもなおポツダム宣言の受諾を拒否するなら、有史以来最大の破壊力を持つ爆弾の雨がひきつづき日本人の頭上に降り注ぐだろう」と声明したことも、私たちは知らされていなかった』

前記したように、米閣僚の日記などによる、8日に破壊された広島の街の写真を、見て・・・・のくだりから、広島に投下16時間後の声明は、衝撃を受ける前であったことが分かる。トルーマン大統領も人の子。三発目を回避してくれたのは感謝したい。この事を新潟市のどれだけの人が知ることか・・・・・。

それにつけても、戦争は惨い!!!!!どうしても被害が大きいから原水爆に目が行ってしまうが、戦争の悲惨さは、一人ひとりを殺す小さな戦いも同様に憎まなければならないと思う。その意味においては、どの戦争も同じ目線で論ずる必要があり、さらに人の命の尊さを思うと豪雨による災害を防ぎきれなかったタメの災害死も・・・。

この夏の西日本災害で200数十人の死者とは、あまりにも『治水』が疎かにされてはいないか。また、39日間も抗がん剤を連続投与された副作用死(読売オンラインニュース)は典型的な医原病であり、戦死と同じように痛ましい。この抗がん剤は、5日間連続で投与後、23日間投与期間を空けなければならないものです。それなのに医師は誤って39日間も連続で投与したという。「抗がん剤で殺される」(船瀬俊介著 花伝社刊)には、抗がん剤は、増ガン剤とある。

川底の砂を掘ることを止めて、川底が徐々に浅くなっていることを、どうしてもっと声を大に叫ばないのか!!!!抗がん剤の外を、もっと訴えなければ・・・。要するに国民全体が低能になっているからなのか。

日本大学のアメリカンフットボール問題や、日本ボクシング連盟の某理事長の問題ばかり連日報道して「治水」の「チ」の字もない、というのは呆れてモノも言えません。堤防をもっと高く、広葉樹を増やし森の保水力を高める。アスファルト道路からも、もう少し雨水が地面に浸みるように工夫する。保水地を増やす等。幼児にでもわかりそうな治水対策がなされていない。

想定外の豪雨だと報道するだけでは、余りにも無策に過ぎないか。どこかでは1時間130mmの雨を記録したら、どこで起きても不思議はないのである。総理大臣に意見出来る思想家がだらしないのではないか。元々政治家は、そこまで気が回らないのだから教えてやらなければ、と思うのだが如何??

さて、原爆と並んで被害の大きかった日本の主だった都市への無差別爆撃について触れてみたい。名古屋市だけでも爆撃は計63回。B29による空襲は延べて2579機。投下された爆弾4500t。焼夷弾1万t。約8000人が犠牲となった。米軍は空襲を始める、少なくとも1年以上前から市街地の燃えやすい場所など被害が大きくなりやすい地域を選び段階的に爆撃する計画を綿密に練り上げていた。

3月10日の10万人の命を奪った東京大空襲をはじめ、日本の各都市は焼きつくされた。終戦日の前日も空襲を受けた秋田市など、もう少こし終戦が早かったらと思うのは、ヒロシマ、ナガサキだけでないのである。『遅すぎた終戦』というのが、秋月辰一郎先生の言葉にあります。

私も、あの3月10日の東京大空襲の 焼け跡を歩く軍事服の天皇陛下の写真を見たことがある。軍部や天皇の決断がもう少し早ければと、『ないものねだり』思う気持ちは今も変わらないのである。(『日本を焼き尽くせ』工藤洋三著 )

是非読んで頂きたい一冊です。

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