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遺伝子組み換えの恐怖

2015年4月に『モンサントの嘘』ブレット・ウィルコックス著。監訳者 船瀬俊介(成申書房発行)が出版されました。サブタイトルが「遺伝子組み換えテクノロジー企業の悪事」。目次を見るだけで気分が悪くなります。目次の1/5程をピックアップしてみます。その傲慢さには、呆れるばかりです。

  • モンサントは環境を改善します。
  • モンサントは極めて誠実に農家の皆さんを告訴します。
  • モンサントの種子は高品質です。
  • 除草剤ラウンドアップは安全です。
  • 遺伝子組み換えの作物は安全です。
  • モンサントはミツバチの健康を促進します。
  • グリホサートは出生異常の原因ではありません。
  • 世界は遺伝子組み換え作物を大いに受け入れています。
  • 遺伝子組み換え食品の表示に賛成している人々は、医学や科学に反対しているのです。
  • 人間を対象とした遺伝子組み換え食品の安全性実験など必要がありません。

さらに、帯の文章には目を疑います。

  • モンサントの社員食堂は、遺伝子組み換え食品を使わない。
  • モンサントは、贈賄と政治汚職、資金10億ドルを投じた嘘で世界帝国を築き上げた。政治家、規制当局、消費者、さらには自社の従業員にさえ日常的に嘘をつく。モンサントが成功、成長を続けられるのは一般市民が無知で騙されやすいからだ。

最後の一文が得に肝腎です。

  • 無知で騙されやすい市民!!!!

無知は協力者のようなものです。悪党だけで悪事をハタラクのは大変です。多くの市民が見て見ぬフリしているから大きな悪事が成就するのです。そうです。市民は協力者なのです。

話しは変わりますが、そのモンサント社は、ドイツの製薬会社バイエル(Bayer)による買収が決まったそうです。モンサント社は、グリホサートと癌の関連性をこれまで一貫して否定してきました。ただカルフォルニア洲はグリホサートを発がん性物質に指定しています。そしてついにサンフランシスコで米国の患者が、モンサントを提訴したというニュースが流れてきました。『除草剤 ラウンドアップのせいでガンに』2018年6月21日発信。以下にほぼ全文を紹介致します。

2018年6月21日 20:19 発信地:サンフランシスコ/米国
米カリフォルニア州の店舗に並んだ農薬大手モンサントの除草剤「ラウンドアップ」。

【6月21日 AFP】米カリフォルニア州在住で末期がんと診断されている男性が、がんになったのは農薬大手モンサント(Monsanto)の除草剤「ラウンドアップ(Roundup)」のせいだとして同社を提訴している。この種の裁判は初めてで、今後広範囲にわたって影響を及ぼす可能性がある。

ラウンドアップの主成分はグリホサートで、これについては一部から高い発がん性が指摘されている。モンサントに損害賠償が命じられた場合、同社は多額の損失を被る可能性がある。

原告のドウェイン・ジョンソン(Dewayne Johnson)さん(46)の弁護士によれば、ジョンソンさんはサンフランシスコ近郊の学区の校庭管理を担当。2012年から2年間にわたってラウンドアップを使用し、それが原因でがんを発症したと主張している。

2児の父であるジョンソンさんは2014年、白血球が関与するがんの非ホジキンリンパ腫と診断された。2年後、就労不能となったジョンソンさんは、モンサントが同社製品の危険性を隠していたとして、同社を相手取っての訴訟に踏み切った。

弁護士の話では、「ジョンソンさんは余命数か月と宣告されているため、優先審理の対象と認められた」という。

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