『ふんどし』を見直そう!!

男性が原因の不妊が叫ばれて久しい。 

ある大阪の産婦人科医の報告によりますと、男子大学生50名中、質的にも量的にも、まともな精子をもつものは、たったの2名であったであったというのです。 

数が少ない、運動量も乏しい、さらに奇形の精子の割合が多いというデーターまでありました。 

 

レイチェル・カーソン女史『沈黙の春』などで、環境ホルモンがワニ等の動物界でオスのメス化が言われだした頃水道水に含まれる、いわゆる環境ホルモンの一種「ビスフェノールA」は、女性ホルモンであるエストロゲンに酷似した合成物質のため生体は、この化学物質を「女性ホルモン」と誤認してしまうのです。 

精子の悪環境があるだけでなく、ガンの促進作用や中枢神経毒性があることも判明しております。 

主たる原因は、プラスチック容器と缶詰(コーティング材からの溶出)です。 

 

次に意外に思われるかも知れませんが、男性のピッタリしたパンツやGパンなどで、睾丸が太ももに押し付けられるような状態が、精子の減少につながる、というお話を聞いたことがあります。 

元来女性の卵巣は冷やさないように、体内に収めており、男性の睾丸は冷やした方が良いため、体の外に(空冷)出ているというのです。 

それが、太ももにぴったり押し付けられていると体温がモロに睾丸に伝わり、温まってしまい、空冷の役割を果たさない、というのです。 

そう言えば『冷法』といって、精力増進の一策として、睾丸を冷たい水と温かいお湯で交互に刺激する方法が昔からあります。特に冷やすことが重要だから『冷法』と言って「冷」の字が入っているのです。 

どおりで昔ながらの『ふんどし』が良かったワケです 

 そんな男性用の健康下着があると聞いています。ハンモックのようにタマタマを吊り上げるように、太ももから離れるようになっているのです。 

あるいは、麻の「ふんどし」でも入手して、男の健康と元気さのバロメーターとして早速実行なされては、いかがでしょうか? 

 

以下に船瀬俊介著『知ってはいけない』(徳間書店 税別1200円)のP72精子激減!!!(環境ホルモンの脅威!少子化の元凶は化学汚染だ)を抜粋し、ご紹介させて頂きます。 

 

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  • 大学生97%が”不妊症“・・・・!?

 「健康な体育系学生でも、精子が『不妊レベル』を超えたのは34人中たった1人・・・」 

1998年帝京医学部の衝撃報告です。 

 WHO(世界保健機構)は「妊娠可能な最低レベル」として 

  1. 2000万匹以上(1ml中) 
  1. 精子活性度 50%以上 

と定めています。これ以下では不妊症なのです。なのに精力旺盛なはずの男子学生たちで、このガイドラインを超えたのが34人中1人(3%弱)とは、絶句。つまり97%が“不妊症”・・・!? 

 この研究を行った同学部の押尾茂講師は、他の実験でも「20代男性正常精子を持つのは50人中わずか2名」と驚愕データーも発表。 

 

  • 20歳前後で95%不妊レベル

 この戦慄の事実を裏付けるもう一つの報告があります。 

「20歳前後の若者の95%が『不妊症レベル』とア然とする実態を立証したのが大阪の不妊治療専門IVFクリニック。19歳から24歳までの健康な男性60人を調査すると57人(95%)が奇形精子など 

  1. 「異常率」が10%を超えていた。「精子異常」が10%を超えると不妊原因となる。さらに 
  1. 「精液過少症」(精が少ない)43% 
  1. 乏精子症」(精子数が少ない)40%・・・惨憺たる結果。 

の同クリニックで不妊治療を受けている患者よりも、さらに劣っていたという(98年11月『日本不妊学会』報告)。少子化の元凶は、ここにありました。IVF論文では「ハンバーガーをよく食べる」と回答した77%に精子「異常率」が高かったのです。 

 

  • 50年で人類の精子が半減!

「約50年で人類の精子が半減した!!」と警鐘を鳴らすのは、デンマークのN・スカベック博士。世界21ケ国、約1万5000人の精子を調べた結果、1940年にくらべて約1億2000万匹が約6000万匹に激減。それは、さらに毎年約2%の勢いで減り続け25年後には約3000万匹と、さらに半減する・・・・と予想される。2000万匹が不妊オーダーなので、人類は早晩、受精能力を喪失してしまう・・・。それは人類絶滅を意味する。博士は更に「睾丸腫ようが3倍増」と警告。それが環境ホルモンです。ドイツはすでに400種以上を認定。その疑似女性ホルモン作用で、みるみる女性化が進み反比例して男性ホルモンは激減する。環境ホルモンによる“メス化”作用です。若者の精子激減もこうして起こっているのです。被害は男性だけではない。卵巣腫ようなど若い女性たちの生殖障害も目にあまります。 

 

★有機農家男性は1億台キープ!! 

一つ、救いのヒントもあります。スウェーデン報告では一般人は約5000万匹と精子は減少しているのですが、有機農家の実践者だけは1億台をキープしていたのです。かれらのナチュラル・ライフを見習おう。 

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