『永遠の少年』を読んで!!

この40年近く健康に関する相談を受けていて、食の基本、ひいてはその基礎となる人生観、世界観、生命感を語る必要があるとつくづく思います。

桜沢如一先生の書物にふれた46年前、ワクワクしながら貪(むさぼ)るように読み耽(ふけ)りました。『永遠の少年』という小さな本を読み、配り感動を共有したく講演に奔走した毎日でした。

そうだ、もう一度原点に立ち返ろう。玄米食をするのも、菜食に近い生活をするのも、化学物質を遠ざけるのも、生命が喜ぶような生き様があって始めて実行出来るのだ!!!感動のない人生変革はあり得ず、情緒が全ての原点なのだ!!!数学者の岡潔先生曰く『数学で最も大切なものは情緒だ』と。

『永遠の少年』(日本CI協会発行)は、ベンジャミン・フランクリンの『フランクリン自伝』(岩波文庫)を読んでの感想文がこの本になったものです。副題は『健康と幸福への道』とあります。

『今、幸せではないなァ』と思っている人の方が大きな幸せを掴める。と言う『自由と幸福になる秘密』を血湧き肉躍る軽快なタッチの文章で、アッという間に桜沢ワールドに引き込まれること受け合いです。

マクロビオティックの世界では『健康学園』という宿泊セミナーが冬季、夏季に全国各地で開催されていました。大阪の世界正食協会の主催のセミナーに講師で招かれた時のことでした。

ツルシマ食品の鶴島丈夫(たけお)社長【桜沢如一先生の直弟子の一人】の話は今でも鮮明に覚えている衝撃的なものでした。

マクロビオティック(正食、あるいはその基本となる宇宙の秩序を無双原理と称しています)の基本的な考えを一言で表現するなら?と言う桜沢先生の問いに答えた時のお話でした。

『禍(わざわ)い転じて福となす、の人生観を身につけることだよ。』と。
今、人類は、地球は、未来は・・・・。

未曾有の難問山積の時代、私たち人類は実は最もオモシロイ、やりがいのある局面を迎えているのかも・・・。

自然破壊を大転換し、幸せ一杯の地球に!!!
悲しみや苦しみのない人類社会に。

あぁ 何とやりがいのある危うき局面に立たされていることだろう!!!
戦争が、公害が、異常気象が、万病が、ニセ宗教が!

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