アメリカの死亡原因第一位は!!!

2019年7月27日号の週刊現代は『医療健康大特集』 

読むだけで病院に行くのが怖くなる。『医療ミス1380の実例』とあります。 

 

「腎臓がんで右腎臓の摘出手術を受けることになった60代の男性は、誤って健康な左の腎臓が摘出されてしまった。」 

 

健康な腎臓は1個で9人分の血液をろ過できる能力があると言われています。それがこともあろうに、良い方を取ってしまったのですから大変です。 

 30年以上も昔インドでの手術ミスが新聞に載ったのは、右眼球左眼球を誤って良い方を摘出したために結局失明したというものでした。 

LRの違いは天国と地獄の紙一重ですね。 

 

私の友人の横浜市の看護師さんは、30年以上も前の話ですが、ご兄弟を2人とも検査の失敗で亡くしたというのでした。看護師という職業ら検査で亡くなる現場を見ているので想像はつきます。と涙をこらえて話してくれました。 

 

 「週刊現代」では、3回に渡って、『薬と病気の怖さを特集されておりました。 

そこで週刊誌の記事なんかとバカにする向きもあろうかと思いますので、スタンフォード大学医学部のブルース・リプトン教授の書物『思考のすごい力』(PHP刊、2009年初版)から衝撃的な内容を紹介させていただきます。 

 

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P172の後ろから3行目より 

◆処方箋の副作用により病気になることもある。これは医療行為が原因となって生じた病気つまり医原病の一種だが、実は米国人の死因の第一位は医原病である。副作用のために死に至ることもある。 

==(中略)== 

医原病による死亡は、実際はアメリカ人の死亡の第一位であり、処方箋の副作用によって年間30万人以上が亡くなっている、というものだ。 

 愕然とする数字ではないか。とくに医療従事者にとっては衝撃的だろう。西洋医学は東洋医学を非科学的だとして無視して来た三千年の歴史ある東洋医学には実際に効果があったこと、宇宙に対する深い理解の上に成立したものだということを、一顧にすることもなった。いまやそうした傲慢なふるまいつけ回ってきたのだ。 

 何千年も前、西洋の科学者が量子物理学の法則を発見するより遥か以前に、アジア人は健康と幸福に寄与する第一の要因として、エネルギーを尊んできた。 

 

==(中略)== 

 

◆七十五年前、物理学者が量子力学を受け入れて、宇宙は実はエネルギーでできているということを認識しとき、ニュートン的世界観は実質的に廃れてしまった。 

 医学部を卒業しても、医学教育は終わらない。医師たちは医薬品について、製薬会社の医療情報担当(MR)から説明を受ける。もともと専門家なではなく、とにかく製品を売ることを目的とするMRたちは、新薬の効力に関する「情報」を医師に提供し、製薬を『おすすめ』する、製薬会社のこういった『教育』活動に対する制御はない。 

 医学部で習うヒポクラテスの誓いに『まずなによりも害をなすなかれ』というものがあるが、米国で処方されている大量の薬品は、明らかにこの誓いを侵害している。 

 製薬業界の訓練が功を奏し、わたしたちはみな処方薬ジャンキーになってしまった。その結果は悲劇でしかない。ここでちょっと冷静になって踏みとどまろうではないか。量子物理学による発見を生物医学に組み込み、自然の法則に調和した、新しくより安全な医療体系をつくりだすべきだ。 

 

==(中略)== 

 

◆生命科学にも量子学の原理を応用しなくてはならない。これは非常に大事なことだ。 

 

==(中略)== 

実のところ、生体の機能不全は(外傷によるものを除いて)、たいていが細胞内の分子やイオンレベルでの出来事が発端となる。だからこそ、生物学は量子力学とニュートン力学の両方を統合しなければならないのだ。  

==(中略)== 

ジョンズホプキンス大学の物理学者であるリチャード・コン・ヘンリーなど、この分野のリーダーたちは、物質的な世界を優先させるのは誤解であると発言している。ヘンリーによれば、宇宙の本当の性質はすっきりと簡単に定義できる。『宇宙は物質ではない。精神的なスピリチュアルなものなのだ。生きよ、そして楽しめ』(Henry 2005)。何もややこしいことはなく、量子力学のメカニズムは、ビッグバンから原子内のクォークにいたるまで、宇宙のすべてのレベルに通用するものなのだ。 

==(中略)== 

この五十年間に発表された数百数千万というその他の科学研究は、一貫して、電磁スペクトラムの「目に見えない力」が生体調節のあらゆる面に深く影響を与えていることが明らかにしている。 

 

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阿部一理(談) 

ホンの一部を抜粋してご紹介させていただきました。是非実際に書物を手に取って、ゆっくりと読んでいただきたいと思います。 

 

私の人生で選ぶ3冊の本の中の1冊です。バイブルと言っても過言ではありません。 

初版から10年経ています。もしこの本が日本中の人たちに読まれていたら「週刊現代」4回の「病院や薬は怖い」特集は随分と減っていたのではないか、と残念でなりません。 

いや、それより何より病気は生活習慣の誤りなのだという視点に立ち返らないと根本から解決はないかも知れません。例えて言うと、『屋根が傷んで雨もりしている家の床が濡れている状態(病気)を回復するのに、床をみるのか、屋根をみるのか、の違いです。あなたは「床派」それとも「屋根派」? 

どんなに立派な床に張り替えても雨もりは直りません。自動乾燥機付き床を乾かすために高額で購入しても直りません。しまいには床を外すことになります。 

床派の人は、床はなぜ漏れるのか?という問いに「床があるから」と答え、床を取ろうとします。(摘出術) 

「乳がんならないために、おっぱいを取ってしまった。」をいうアンジェリーナさんの報道がアメリカでありました。 

屋根が因、床が果。因果の法則です。 

アァ~~ 愚かなり人間!! 

 

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