子どもの食は大丈夫か!!!

 202152日(日)の中日新聞の特集は『子どもの食は大丈夫か』と題して、農薬の問題を真っ向から見開き2面にわたって大きく取り上げています。 

是非 入手することをおススメ致します。多くの分かりやすい貴重な図表があります。 

 

  

以下に概略をご紹介致します。 

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◆子供たちの食について考えることは、子供たちの未来について考えることにつながります。 

ところが、日本の近年の状況を見ると食の安全性を重視し、有機農家の推進に舵(カジ)を取るヨーロッパ諸国の潮流とは大きく異なる方向に進んでいます。 

 食の安全性、コロナ禍を機に浮上した「食料自給率」のことなどを中心に、子供の食を取り巻く現状を図解します。 

  

農薬の使用量(単位面積あたり)トップクラス!! 

 第一位の韓国が1haあたり 12.7kg 

 第二位の日本が1haあたり 11.6kg 

 ちなみに、フランス:2.4kg。ドイツ:1.9kg。英国:1.5kg。米国:0.7kg 

と比べものにならないくらいです。 

  

◆映画「未来の食卓」(アップリンクよりDVD発売中) 

南フランス・バルジャック村で学校給食などのオーガニック化に挑んだドキュメンタリーを紹介されています。 

  

===4つの大きな心配を順次取り上げています。=== 

◆◇◆心配1◆◇◆ネオニコチノイド系農薬(殺虫剤) 

 タバコに含まれるニコチンによく似た構造を持つネオニコチノイド系(ネオニコ系)農薬は、動物や昆虫の神経に作用する殺虫剤の一種だ。ヒトに対する毒性が低く、害虫に対して選択的に毒性がある殺虫剤といわれる。 

EU(欧州連合)は、2018年生態系に対する影響などを懸念し、クロチアニジンなど3種類を主成分とするネオニコ系農薬の屋外での使用を禁した(ミツバチ大量死との関連指摘)。 

人間の食料の9割を占める農産物100種のうち、7割はミツバチが媒介している(国連環境計画シュタイナー事務局長談) 

  

◆◇◆心配2◆◇◆グリホサート(除草剤) 

 世界でも最も使われている「ラウンドアップ」をはじめとする除草剤の主成分で、農業用だけでなく、市街地や家庭用などでも使わている。モンサント社(現バイエル)が除草剤耐性の遺伝子組み換え大豆を開発して以降、急速に売り上げを伸ばした。 

WHOの「国際がん研究機関(IARC)」は、2015年3月グリホサートについて「ヒトに対して、おそらく発がん性がある。」グループに分類した 

  

*厚生労働省は2017年12月『グリホサート』の食品中の残留基準を引き上げた。例えば、小麦は5ppmから30ppmに。 

6倍も緩めれたという事です。海外の状況としては、ベトナムは禁止。オーストリアは全面使用禁止法案を可決した。 

 

  

◆◇◆心配3◆◇◆食料自給率、コロナ禍で危機感 

 新型コロナウイルスの拡大でロシアなど十数か国が農産物の輸出を一時規制した。 

食料自給率の諸外国との比較。(カロリーベース2017年。日本は2019年度) 

カナダ:255%。  オーストラリア:233%    米国:131% 

フランス:130%  ドイツ:95%         英国:68% 

イタリア:59%   日本と韓国:38% 

  

◆◇◆心配4◆◇◆有機農業の低迷 

 近年、世界レベルで有機農業への関心が急速に高まっている。1999年から2018年の20年間に、世界の有機農業の取り組み面積は、一気に約6.5倍に拡大している。日本は、ほどんと増えていない。 

  

*耕地面積に対する有機農業の割合(2018年) 

 イタリア:15.8%     スペイン:9.6%   ドイツ:9.1% 

 フランス:7.3%      英国:2.7%     米国:0.6% 

 中国:0.6%        日本:0.2%      

 (有機JAS取得の面積のみ計上) 

  

*給食に有機食材使う自治体が広がる。少ないながらも、一例を上げると千葉県いすみ市では、2017年10月から学校給食で使う米を100%地元の有機米に替えた。その後、コマツナ・タマネギなど7種類の野菜も徐々に有機栽培の地元食材でまかなうようになっている。 

 そのほか、千葉県木更津市・愛知県東郷町・長野県松川町・池田町・松川村などでも同様のことが行われている。 

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阿部一理(談)  

 中日新聞の啓もう姿勢に大感謝です。是非 入手を!!! 

さて、 

  1. 安く、自然でありながら、生産性の倍増が可能な、画期的な微生物農法が完成しています。

 

  1. 肉食と牛乳を減らすことにより、人類の食料事情は劇的に好転します。
    100億人の人口をまかなうことは、そんなに難しいことではありません。 

 

  1. CO2の問題は画期的な『水素エネルギー活用』の時代到来が、もう直ぐのところまで来ています。 

 

  1. 健全な免疫力は、『体温37℃で100%』働きますので、身体を冷やすことは止めましょう。さらに、『13食を2食にして、オートファジー16時間食事を空けるメリット)』を働かせることです。 
     
    このスバラシイ健康法に人類が気づくのに、またとないチャンスが訪れています。 
     
    『ピンチをチャンスに』とは、よく言ったものですね。 

 

  1. コロナに対しても、ワクチンが最高の解決策ではありません。 

     ワクチンに待ったです!!! 

 

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