最強のクスリ!!!

  健康問題は『食べ物の質と取り方と心の持ち方と環境』に尽きると思っております。 

 今回は、その中でも『取り方』について、一冊の本「空腹こそ最強のクスリ」(医学博士青木厚著。アスコム発行)をご紹介します。 

「食べない16時間」をつくると全身の細胞がみるみる修復する、という。 

実に簡単な話です。肝臓や胃腸などの消化器系を完全に休ませるのです。 

  

 「空腹10時間で肝臓に蓄えられていた糖がなくなり、次に脂肪が分解され、エネルギーとして使われ、さらに16時間で体の中でオートファジー(これがスゴイ若返りのシステム)がハタラいて驚くほどの若返りと不調改善が期待できる!!」と。 

2016年ノーベル賞の大隅良典博士で有名になりました 

  

 英語で朝食の事を「Breakfast ブレックファースト」と言いますが、fast(断食)をbreak(破る)の意味だそうです。思い切って朝食を抜いて昼食をその日の1食目とすれば良いのです。 

 日本でも「腹六分目に医者いらず」とか。とにかく少食のすすめが昔から多く言い伝えられています。 

その1食を抜く、あるいは2食抜く、あるいは思い切って1日断食する等。 

「食べない時間を作る」ことの科学的意味がオートファジーで明らかになったと言う訳です。とにかく何を食べるか、よりも「食べない時間」を永く作ることが、これほど体質改善に効果があるとは嬉しいことです。 

是非 ご一読をお薦め致します。 

  

 「食べない16時間」という名の最強のサプリメントは無料で、イヤ食べない分お小遣いが出来るかも!! 1600円として365日で219,000円です。 

これを複利の良質の投資にまわす等して財テクの原資にする事も出来ます。福利でまわせば、凄い事になります。アインシュタイン博士は、複利は数学の奇跡と言ったとか・・・(少し話がそれてしまいましたね・・) 

 このオートファジーを働かせると、健康になって長生きが約束されますので、年金をアテにしなくても良いような財テクのヒントになれば、と思ったものですから・・・。 

そして、国民の多くが実践すると、医療費が大幅に減少し国の経済破綻が免れ、医療崩壊の心配もなくなり、ウイルスや細菌対策も万全になり、体力がついてくるので皆で自然農園をほんの少しでも始めれば良いのです。 

皆が病気をしなくてなって困るのは、医者と製薬会社です。そうです、医者と製薬会社が不要な世界が真のユートピア(楽園)なのです。 

 250年も昔にジャンジャックルソーが発禁処分になり生命を危うくしながら著した名著「エミール」がそれです。 

 コロナ禍の今の時代に、とてもオモシロイので少しお付き合いください。 

 岩波文庫「エミール(上)」の563行目から1~2頁を読んでみて下さい。 

コロナのバカ騒ぎを考える上で大いに参考になるでしょう。 

  

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 虚弱な肉体は魂を弱める。そこで医学が権威をもつことになる。医学はそれが治療すると称するすべての病気よりも人間にとっていっそう有害な技術だ。わたしは医者がどんな病気をなおしてくれるのかは知らない。しかし、医者がひじょうに有害な病気をもたらすことを知っている。臆病、卑怯、迷信、死に対する恐怖などがそれだ。医者は肉体をなおしても、心を殺してしまう。かれらが死体を歩かせたところでなんの役に立つのか。わたしたちに必要なのは人間だ。人間が医者の手から出てくるのを見たことはない。 

 医学はこんにちたいへんはやっている。それも当然だ。それはひまで仕事のない人間のなぐさみごとなのだ。そういう人間はどうして時間をつぶしていいかわからないので、自分の体をまもるために時間をついやしている。不幸にして死なない者として生まれていたら、かれらはあらゆる生き物のなかでいちばんみじめな者になるだろう。けっして失う心配のない生命は、かれらにとってはなんの値うちもない。こういう人たちには医者が必要なのだ。医者はかれらをおどかして、なぐさめてくれる。そして、かれらが感じることのできるただ一つの喜び、まだ死なないという喜びを毎日あたえてくれる。 

  

 わたしはここで、医学のむなしさについてながながと述べるつもりはない。わたしの目的はただ、医学を精神的な面から考察することだ。それにしてもわたしは、医学の効用についても真理の探求についてと同じような詭弁を人々が弄しているのをみとめないわけにはいかない。人々はいつも、病人は治療すればなおり、真理は探求すれば発見されると考えている。医者がほどこす治療の利益と医者が殺す多くの病人の死とを、発見されたある真理の効用とそれにともなう多くの誤謬(ごびゆう)がひきおこす害悪とを秤(はかり)にかけてみればならないのに、それが人々にはわからないのだ。知識をあたえる学問と治癒をもたらす医学とは、たしかにたいへんけっこうなものだ。しかし、人をあざむく学問と人を殺す医学とはよくない。だから、それらを見分ける方法を教えてもらいたい。これが問題のかんじんなところだ。真理を知らないでいられれば、わたしたちはけっして虚偽にあざむかれることはあるまい。自然に反して病気をなおそうなどと考えずにいられれば、わたしたちはけっして医者の手にかかって死ぬこともあるまい。この二つには手をださないのが賢明だ。そうすればあきらかに大きな利益がある。だからわたしは、医学がある人々にとっては役にたつことに異議を申したてないが、それは人類にとっては有害であると言っておく。 

 人はいつものように、わたしにこういうだろう。まちがいは医者にあるのであって、医学それ自体はまちがいのないものだ、と。けっこうだ。では、医者なしで医術をほどこしてもらいたい。医術と医者が一緒にやってくるかぎりは、医術の助けに希望をかけるよりも、もっともっと医者のまちがいを恐れなければなるまい 

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 さて、前置きが長くなりましたが、 

「食べない16時間」のポイントをまとめてみましょう!!!! 

細胞内の悪いタンパク質や感染症を引き起こす病原菌が掃除され、全身の細胞がみるみる修復!!!! 

★週に1回でも「食べない24時間」をつくると、もう1ランク上の健康が手に入る。(即ち1日1食の日を作るだけ) 

★夜の7時までに夕食を摂り、11時から朝7時まで寝て、朝食(最近の若い方はランチを兼ねた朝食をブランチと、たいそうオシャレナ表現を使っています)を午前11時以降に摂ると、16時間空きます。『セブンーイレブン』と覚えておくと分かり易いです。 

★「白米とパン、うどん類と白砂糖」を極力減らす。 

(玄米、キンピラ、お味噌汁の基本食をベースに1~3ケ月続けてみて下さい) 

★頭がさえる。疲れない。無理なく痩せる。便秘、肌荒れ、老化、ガン、認知症、糖尿病、高血圧、アレルギー等がなくなる。 

細胞は日々入れ替わっています。古くなったモノ、壊れたタンパク質の多くは体外に排泄されますが、排出しきれなかったモノは、細胞内にたまっていき細胞を衰えさせ、さまざまな体の不調や病気の原因になります。 

 食事を抜くと、外から栄養が入ってこないので、体は古くなったり、壊れたりした細胞内のタンパク質を集め、分解し、それらをもとに新しくタンパク質を作ります。 

この時に不要なモノや、老廃物が掃除されるのです。 

このオートファジーによって、ミトコンドリアも新しく生まれ変わります。 

さらにオートファジーには、細胞内に侵入した病原菌を分解、浄化する機能もあり、健康であるためには欠かすことのできない仕組みです。 

★「食べない時間をつくる」ことの重要性と、その科学的なメカニズムが明らかになったことは、昔からいわれてきた真理に。分かりやすい説明が出来るようになった事によって、よりポジティブに胸を張って『オートファジー』を働かせよう!!と言ってみませんか。 

以上 ざっくり書いてみました。 

体温を上げて免疫力を100%にするための食の質については、別に取り上げていますので、是非読んでみて下さい。 

誰かに「欲しいものは何ですか?」と言われたら 

「体温とオートファジーです。」と言ってみて下さい。 

今こそ国を挙げて、みんなでやってみたいと思いませんか!!!! 

 

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