歯の形状は60%が・・・・

  2022123日(土)「ごはんで健康シンポジウム」が東京日本橋にて5時間の長丁場で開かれました。 

 

『米ばなれ』が叫ばれる昨今、非常にタイムリーな企画で、玄米食経験を含め尊敬する渡辺昌先生のお招きで参加して参りました。 

 渡辺昌先生の講演「玄米で健康」は、ご自身の重度の糖尿病を玄米食で克服した体験に基き、元がん研究センターの疫学部長としての立場からも、日本の医療費を大幅に削減できる持論と共に、子供たちの食育の大切さ、さらに食料自給率の低さを早急に見直さなければ安全保障の面からも、日本の未来は憂慮されるという大きな話にまで展開されておりました。 

 中でも、米を中心とした和食を基本にすると、今でも食料の自給率は50%を超え、玄米菜食を中心としてマクロビオティック的な食生活に半ば近づけることによって、自給率はもっと高くなる計算になるという話に思わずヒザを打ちました。そして、それが治病にもつながるとしたら一石二鳥にも三鳥にもなるではありませんか!!!!全く同感でした。 

 

 他に、日本CI協会の桜沢如一資料室室長の高桑智雄先生や、管理栄養士の伊達友美先生、医師の日比野佐知子先生、日本文化を世界に広めている富田麻友さんのトークショーなど、とても有意義な一日でありました。 

 

 そこで、改めまして食料不足を前提にした『日本人の食の基本』についてまとめてみたいと思いました。ほぼ入門の話です。しかし究極の話になること請け合いです。 

 

  1. 歯の形状から、穀類を食するのに適した臼歯が20/32本(約60%)です。主食とは良く言ったものです残りの40%が副食で良い具合です。 

 

  1. 腸の長さから東洋人は欧米人に比べて植物性の食品の割合が多くて良いようです草食動物と肉食動物の腸の長さの違いが参考になります。 

 

  1. お米の反当り収穫は、農産物の中で最も多くの人を養うことが出来る事から経済学者アダム・スミスは、『米を食べる民族は必ず繁栄する』と書いたと言われます。さらにアダム・スミスは生命を維持するのに肉が本当に必要なのかどうかは疑問である、と述べ菜食の利点を主張しているとも言われています。 

    季節の野菜・豆類・果物・海藻・魚介類を、発酵食品の味噌・醤油・酢などの調味料等と良質の塩で美味しい味付けで頂きます。 

 

  1. 親指の1節ほどの量の玄米を1口20~40回噛んで頂きます。全体的に量が少ないと思われるときは、特に少量ずつを良く噛むと『腹持ち』が良いのに驚きます。 

 

  1. 化学肥料や農薬や遺伝子組み換えではない在来種の種と自然な農法による栽培の農産物を入手します。お米は天日乾燥が望ましい。 

 

  1. 化学的食品添加物を、なるべく使用しない食材と選ぶように心がけます。 

 

  1. 季節はずれのモノ、その土地で取れないモノばかりを食べないことも大切です。(身土不二) 

 

  1. 一物全体で食べるのを原則とします。米は、粉(コ)と芽(メ)の両方があってコメです。全体を頂くことには深い意味があります。 

 

  1. 水と塩は、特に自然なモノに注意します。自然の塩であっても、にがりの摂りすぎには気を付けてください。 

 

  1. 穀物は、24時間浸水して、水を取り替えて炊きます。例えば、小豆・大豆等も水に浸けますね。穀類は子孫としての種を他の動物に、食べられないように発芽モードまで「毒」をもって守っているわけです。浸水して発芽モードにして持っている「毒」を消して食べる必要があります。 

 

  1. 体質・風土・環境・労働条件から陰陽調和をみながら食を組み立てます。平熱が37℃ない人は陰性体質と言えますので体を冷やす食べ物を避けます。  

 

  1. お酒・お菓子類の嗜好品は、ほどほどに。 

 

  1. 原則冷たいモノは、真夏でも食べないように気を付けます。 

 

  1. 感謝の心を忘れずに頂きます。 

 

 作家トルストイは、1885年58歳でベジタリアンに転向して 

『肉食をする全ての人が自分で動物を殺すことになれば、彼らの大部分は肉食を敬遠するようになるだろう』と言われています。 

肉で食べるのか、その動物の飼料で食べるのかで人類の食糧は8倍も多くの人を養えると言われています。食糧の全体量を考えてみても肉食礼讃は好ましくないと思われます。 

 

以下に有名なベジタリアンを列記しておきます。 

釈迦 

イエス・キリスト 

マハトマ・ガンジー 

スティーブ・ジョブズ 

アルバート・アイン・シュタイン 

レオナルド・ダ・ヴィンチ 

ジョン・レノン 

宮沢賢治 

フリードリヒ・ニーチェ 

ボブ・マリー 

ヒポクラテス 

プラトン 

ベンジャミン・フランクリン 

ジャン・ジャック・ルソー 

アダム・スミス 

チャールズ・ダーウィン 

エブラハム・リンカーン 

リヒルト・ワーグナー 

レフ・トルストイ 

ジョージ・バーナード・ショウ 

ルドルフ・シュタイナー 

アルベルト・ショバイツアー 

フランツ・カフカ 

カール・ルイス 

マドンナ 

ポール・マッカートニー 

ブラック・ビット 

トム・クルーズ 

 

 食のスタイルを人類の大半が少しでも変えると、社会は大きく変わると思います。人それぞれ考えは違って構いませんが、肉食を見直すきっかけに、この食糧難の時代を迎えるにあたって絶好の機会だと思います。 

 健康を損ないながら、食べ物のムダ使いを止められないなんて、余りにも人類はナサケナサ過ぎつると思いませんか!! 

 

『「食」が「血」となり、「血」が「肉」なる。』 

医聖ヒポクラテス(紀元前460357年)の言葉に 

※食べ物で治せない病気は、医者にも治せない 

※人間がありのままの自然体で、自然の中で生活をすれば120歳まで生きられる 

※人間は、誰でも体の中に100人の名医(免疫力)を持っている 

  

 本来の医学の在り方が、どんどん間違ったビジネスの方向に向かっていってしまったのです。それは医学教育が「薬だ」「注射だ」「ワクチンだ」と言う方向に進んだ最大の原因は『病気は自分の責任ではない。運が悪くてなったのだ。』と言う無責任な国民の依存心にどっぷり浸かった人類全体のせいです。 

 

 ですからロバート・メンデルソン博士の言う「医者はこうして嘘をつく」に代表されるように病人は生活習慣の誤りを反省しないで病院や医学にひどい目に合わされてしまっているのです。 

 たとえて話すと 

「屋根に穴が空いていたために、 

雨漏りで床が濡れているのは、 

屋根が悪いのか、床が悪いのか」 

 

それを、いつまでも床が悪いと思って屋根を直さなかったら、雨漏りは永久に直りましせん。 

それと同じくらい低レベルの事が、今の成人病・生活習慣病対策だと思うのですが・・・・ 

 

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