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命の尊さ その2
環境

命の尊さ その2

私たちは今畜産動物を守ることに重点をおいています。
そのなかで最もひどい扱いを受けているニワトリの日本の状況をすこし紹介します。

世界で最も犠牲数の多い鶏は、本来、羽ばたき止まり木で眠り、砂浴びをし、日光浴をし、自分で卵を温めて雛を孵し、子供を育て、1日に15000回も地面をつついて探索をする鳥です

しかし、それらの自然な行動をする権利は、今日本で飼育されている鶏はすべて奪われています。
卵用の鶏は、日本では、自分の体よりも小さなスペースで、隣の鶏と押し合い、潰されながら、卵を生まされています。

この狭く残酷なバタリーケージ飼育は、EUをはじめすでに違法になっており、アメリカのマクドナルドですら使用をやめたにも関わらず、日本ではいまだに92%の農家が使っています。
卵にすると99%以上がバタリーケージから生み出されます。

足元は金網で、土を踏みしめることは一生ありません。
垂れ流された糞尿は、乾燥し舞い上がり、臭く、衛生的とはいえません。

まるで朝の満員電車のような中で1年から1年半過ごした後、殺されます。
ケージから出されコンテナに詰め込まれるときは10秒間に6羽の速さで鳥を叩き込んでいきます。

国際基準でも鳥の羽や足を掴んで移動させてはならないとなっているのに、御構いなし。
コンテナに詰め込まれた時に骨折し打撲し、コンテナに挟まれて死ぬ子もいます。

元々カルシウムや栄養不足でボロボロな体が、狭いコンテナにギュウギュウな状態で長距離移動し、屠殺場に到着。
卵用のニワトリは商品価値がほとんどなくそのため屠殺場に到着してから翌日まで放置されることもよくあることです。

放置されている時に逃げ場のないコンテナの中にタヌキなどの野生動物に手をつっこまれて足や頭を食べられ、死んでしまったり瀕死の状態で夜を過ごすのです。

卵用も肉用も、ニワトリたちの最後は無惨です。
電撃で意識を失わせるスタニングがなされない屠殺場が多いのです。

コンテナから出され、逆さ吊りに吊り下げられます。
この時足がもげてしまっている子もいます。

そのあと、スタニングなしのばあいは、そのまま首を切られます。
屠殺場によっては首を切った後に血を早く出させるため電撃を当てるところもあります。

痛みと苦しみのあまりもがき、シャックルから足が外れて下に落ちることがありますが、足元は血の海。
自分たちの血でおぼれ死ぬのです。
生きたまま熱湯で茹でられることもあります。

この屠殺場の問題、日本は誰も改善を進めていない。
誰もがこのニワトリたちを見捨てている状態です。

イギリスでは鳥類の70パーセントは、二酸化炭素にアルゴンや窒素を混ぜて意識を失わせる方法に切り替わっています。
なのに日本では議論すらなされないのです。

この問題に取り組んでいる人は今日本に誰もいないのです。
彼らの苦しみはまるでなかったことのように扱われています。

※スタニング→気絶させる

- 命の尊さ その3 -

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