ケイ素とは その1

珪素は、地球上おいて酸素の次に多い元素です。
*元素番号:14、元素記号:Si(シリカ)

ちなみに、水晶は珪素の純度が99%以上となった石英(二酸化珪素からなる鉱石)の結晶が成長してできた宝石名です。

中国では、硅素と言う文字を書きます。4000年前から水晶エキスが胃腸や大腸炎、さらに難病の治療等秘薬として処方されてきた漢方の歴史がある。

毛細血管を正常化すれば難病は治せる

全身の血管の長さは、地球を2周半の長さ10万キロ。

また血管の95%以上は毛細血管です。その毛細血管が酸素、栄養素、赤血球、白血球そして血小板などを24時間絶えることなく細胞組織に運んでいる。

毛細血管の直径は、5ミクロン前後。(髪の毛の100分の1)

血液中の赤血球は、直径7~8ミクロン。白血球は、直径が5~15ミクロンです。

赤血球や白血球が、毛細血管につぶれた状態で末梢まで運ばれます。

血管内が細くなったり、血液がドロドロな状態であれば通過できにくく詰まってしまいます。

酸素や栄養素を細胞が受け取れなくなると、細胞組織の働きが低下し老化がすすみ、やがて壊死となります。

血管の弾力性が消えボロボロになると、時には動脈瘤が出来たり、破裂して内出血を引き起こしたり、血栓となったりします。(欧米化した食習慣が毛細血管を詰まらせると言われています)

免疫力を正常化し、血流を良くして末梢の細胞に酸素と栄養を運べば、細胞は正常な代謝を始め健康な状態に戻ります。

また、ケイ素が動植物の必須栄養素である事も分かってきました。

ケイ素は、血流障害を改善します。

生命の維持に不可欠なミトコンドリアの働きにケイ素が大いに関係しています

  1. ミトコンドリアの先祖が30数億年前のシアノバクテリア(酸素を放出する微生物)であったと言われています。
  2. エサがない時代無機ケイ素だけ食べて生命を維持していたミトコンドリア。
  3. ケイ素が不足すると
    • ミトコンドリアの働きが低下する。
    • 正常細胞の安定性が失われる。
    • 低体温症や免疫力の低下。
    • がん細胞の死滅誘導作用が劣ることになる。
    • コラーゲンの生成に悪影響を及ぼす。
      *人体の細胞組織同士をつなげるセメント的な役目がコラーゲン。
    • 骨がもろくなったり、血管に脂肪がつきやすくなる。
    • 動脈硬化が進行しやすい。

解決策

ケイ素は食物繊維に豊富に含まれているので、ワカメや昆布、ヒジキなどの海藻類または大豆や根菜類から食物繊維をしっかり摂りましょう。

水溶性のケイ素で手軽に補充も可能です。

ミトコンドリア系代謝経路の復活にはケイ素が不可欠。

また、身体を温める事や酸素を十分供給する事も不可欠。

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