ビックバンに始まる宇宙の誕生から、人類の出現までの137億年の生命の仕組みと「命のリレー」をイメージして見て下さい。
宇宙の大爆発から残骸がガス円盤(99%は水素ガス)となり、塵が集まって「小惑星」という小天体となりやがて衝突と合体を繰り返し「生命の量 地球」に成長していく。
原始の時代の地球で、水素と酸素が結びつき、水の分子が誕生。
やがて海が地球を覆い『水の惑星』となり、そこに小さな生命が生まれました。
高い酸素代謝機能をもったミトコンドリアを細胞内に取り組んだ生命体は、虫・魚・鳥・獣・猿へと命をリレーして、最後に私達人間が登場します。
人間の体のおよそ65%は『水』です。私達の祖先は、海から陸にあがるときには(この上陸劇のドラマは、2019年12月16日分のホームページ「先祖はサメか!!」を、お読み下さい)、体の中にその海の水を一緒にもって上がってきました。
そして、私達は毎日水素を食べて生きています。
水素が人間の健康にとって不可欠な役割を果たしています。食べ物の主成分である炭水化物は、炭素と水素の化合物です。
食べ物から取り出された炭素と水素は、細胞内のエネルギー工場『ミトコンドリア』の中で、呼吸によって取り入れられた酸素と反応して燃焼します。
私達は、『酸素』と『水素』で生かされています。
『酸素』は、『エネルギー』であり『父』です。
『水素』は、『質量』であり『母』です。
父と母から命を頂き、酸素と水素で活かされる。
この世の中で最も不思議なモノは『水』かも知れません。
『O』と『H』が合わさって、水(H2O)が出来ています。
この世が陰陽の世界であることを知るのに最もわかりやすいのが、『水』の存在です。(参考文献「われは道なり われは神理なり」たま出版刊、知花敏彦著)
ざっくりまとめますと、良い酸素と良い水素!が生命の元であります。
数ある健康法の中でも『水素』は、大きな柱の一つだと考えています。
一時(いっとき)「水素は、スゴイ。いや効かない!!」と激しい論争がありました。
真相は、水素自体はスゴイのですが、水素ガス充填式のモノだと、ほとんどがアッという間に
抜けてしまって、効く 効かないという以前の問題のお話でした。
- サプリメントとして食して、体内で水素が発生するもの。
- 水の中の水素ガスがたまり、簡単には抜けないスグレモノの水素水。
- お風呂や足湯などで、湯の中に溜まった水素をお肌から吸収するモノ。
- 口又は、鼻から水素ガスを吸引するモノ。
以上。4つの方法があります。それぞれ一長一短があり、いずれもスバラシイ効果を出しているモノ。
・お風呂や足湯の場合は、皮膚からダイレクトに吸収されて効果を表すようです。
・口や鼻からしっかり吸うと、肺が活性化し酸素を吸う力が高まります。
近年は、救急車に水素ガスを積んでいるというモノがあるようです。
酸素吸入を自然に出来るようになる結果、水素吸入の方が10倍も救命効果があると言われています。水素水とは、名ばかりのほとんど効果のないモノも実際にあります。
水素の働きは、
1)活性酸素の中で最も悪で最強の活性酸素『ヒドロキシルラジカル』のみを選択的に消去してくれるのです。
2)その他に血流が良くなる。
3)体温が上がる。
4)脳の疲れが取れる等々即効性が分かって来ています。
食べても、飲んでも、浸かっても、吸っても水素は侮れないもののようです。
「水素を吸えば脳が変わる」(竹原タカシ著 幻冬舎刊)によれば、大阪市立大学を中心とする産官学の取り組み『疲労プロジェクト』が出した答えは、
「疲労感の正体は、脳がストレスを受けて疲労することで起こる自律神経が正常な働きを失った状態である。」というものでした。
そして、2016年筑波大学大学院の矢田幸博教授は、水素吸引による「疲労回復」「集中力強化」「記憶力増強」などの効能を発表したのです。
最後にもう一度繰り返しますが、知花敏彦先生の『水素は質量で母、酸素はエネルギーで父』の教えには、陰陽を学ぶものにとって、究極の真理でありました。
私は知花敏彦先生に生前お会いできなかったのは、とても残念であります。
水からも空気からもエネルギーが作れる、という先生の夢が今こそ望まれる時代ではないかと思います。
今 地球の環境は、待ったなしの極限状況になっています。
急げ!!フリーエネルギー!!