「月の不思議」その1

「新月伐採(ばっさい)の会」というのが、昔ながらの林業の人たちの中にあって、スバラシイ建築材料に仕上げていると聞いたことがあります。反(そ)らない、燃えない、虫がつかない、長持ちする等々。それもこれも生命体(=水)は月の影響を強く受けているからなのです。

交通事故も満月の日は死亡事故が多いと警察庁の発表にもあるそうです。これは出血が止まりにくいのですから当然の事と思います。ですからどうしても手術を受けなければならない時は、満月を避けた方が良い様です。ぴったり新月という訳にはいかないときは、なるべく新月の前後、特に新月の前2~3日がお勧めです。

今のところ、この秘密はあまり知られていないので選びやすいと思います。もっと知れ渡ってくると、新月の日は手術代が割高になると言うことになるかもしれません。良質の食べ物で良質の血液を作れば出血は止まりやすくなります。
もっとも良質の血液の人は病気にならないので手術を受けることにはならないと思います。

マイアミの精神科医のA.L.リーバーは、満月の日は殺人、交通事故が激増する!?との噂に興味を持ち、研究を続けていくうちに次々と新事実に遭遇し、ついに月と人間の行動・感情には明らかな関連がある事をつきとめたと言っています。「月の魔力」(東京書籍刊)その中からホンの一部を紹介致します。

  • ニューヨーク市の精神科医アラン・コット博士は「入院患者は満月に突然のおかしな行動が増える。電話の声まで荒っぽくなる。」
  • ニューヨーク市イーストサイドの救急車運転手は「満月の晩にゃ、道路は活気があるね。そんな晩にゃ、すげえ犯罪や事故でてんてこまいさ」
  • フロリダ州立大学の犯罪学者ヴァーノン・フォックス教授によると、彼の授業に出た警官達が「満月時には犯罪発生率が上がる」と述べたそうです。
  • ジョージ州のある地方判事は「数年間判事をしているが、満月時には夫婦間のもめごとのこじれることが多い。」
  • 老練な漁師は、つねに月齢を頭に入れて漁に出る。ある魚は満月によくかかり、別の魚は上弦・下弦によくかかる。
  • 狼のような捕食動物の活動が満月時にさかんになることは、わなを仕掛ける猟師の間でよく知られていることである。
  • 「農事暦」には、植えつけや収穫時期について、月の運行に基づいた指示が載っている。出版人トロウブリッジ氏は「地上に実を付ける作物は月が満ちていくうちに、地中にできる作物は欠けていく間に植えると良く育つといわれています。」

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