「顔のよる健康・病診 その3」大森英桜先生

大森英桜先生による『顔による健康・病診』

顔の部位による個別病気診断

  • 口による診断
    口を診ると消化器系の全部が判ります。西洋人の口は幅がうんと広がっている。東洋人は特に日本人については幅が割合に狭い。その訳は??食べ物の違いが内蔵の機能まで変えて口の形まで影響する。上唇は陰性であるので消化器系で上に方に位置する胃・肝臓を示す。下唇は腸を示す。唇の色が紫色でなったら、チアノーゼ(心臓が弱る)を示します。唇が青白い時は貧血を示します。また白い場合は子宮の病を示します。赤ちゃんの唇が乾く時は、熱を持っている時。水分を補給すると高熱になりにくい。また口の周りに赤いプツプツが出ているのは糖分の取り過ぎの時です。
  • 鼻の診断
    鼻の下の「人中」のあたりが、身体の生殖器の位置に当たります。「人中」にホクロ→母親は子供との縁が薄い。安産はなかなかできない。「人中」に横シワ→子宮筋腫か子宮がんの疑い。鼻が小さくて肉の薄い人は、手の小指も小さく呼吸器と生殖器が弱い。鼻が非常に高いけど肉が薄い人は、結核の人に多い。鼻の色が赤い人は、年中冷酒を飲んでいる方が多い。慢性鼻カタル・脂肪過多症・更年期の婦人病・刺激性の強い食品を常に摂っている人が多い。
  • 額の診断
    中国古来の望診法では、額の一番上は神様仏さま、真ん中が親、眉毛の上のあたりが自分。つまり額が綺麗なら、親とか神仏に非常に守られている。と言われているようです。こめかみの青筋は、よく怒る人ですが普段でもはっきり青筋が判る人は、腸に宿便がある方。こめかみの右側に青筋がある場合、盲腸の部分に便がたまっている。左側の場合は、S字結腸のあたりに便がたまっているようです。
  • 眉の診断
    眉毛が細い人は、気の弱い人。太い人は非常に気性の荒い人が多いようです。眉毛の眉尻が下がったり、眉と眉の間が広い人は陽気な方が多いようです。また生まれた月によって、眉と眉の間が広かったり狭かったりします。例えば春や夏生まれの方は、眉と眉が広かったりします。寒い時期に生まれた方は、狭かったりします。眉毛の間が青い人は癇性(かんしょう)の人と言います。神経過敏で胃腸が弱く風邪をひきやすい。いわゆる赤ちゃんの「癇の虫が強い」と言うタイプです。眉間が狭く横にしわが入っている人は、呼吸器が悪い人。当然鼻も悪いです。眉間に縦筋が一本立っている人は、非常に強情な人。しかも心臓が悪く高血圧症の事が多いようです。眉毛の生えている付近が薄いと、肉親との縁が薄いとも言われています。
  • 耳の診断
    耳は腎臓の経絡になっています。耳の血管は他の細胞のところの70%しかない。体温が36.5℃前後の時、耳では34.5℃くらいです。指をやけどすると、本能的に耳に持って来るのは理があります。古来歴史上で大事業や大実業家は、みんな耳の肉が厚くしかも大きな耳の持ち主です。いわゆる福耳です。耳と言うものは、生まれて来てから後で大きくすることは出来ません。胎児の時の母親の食べ物が決めるのです。お母さんになる人は、心を引き締めて食べ物に気を付けて下さい。耳だけでも全身の臓器や血液循環の状態が全部出ているわけです。

余談

ニキビの診断!!!
食べものによってニキビの出かたも違います。
魚を食べると、下顎。
卵を食べると、小鼻。
肉を食べると、眉から鼻の間
白砂糖を食べると、特に額のあたりに赤いブツブツが出ます。

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