前回は『癌』に特化して書きました。冷えや低体温が癌の引き金として怖ろしいということが分かったと思います。
今回は体温37℃の重要性を、故真弓貞夫医博のマンガ『37℃のふしぎ』(美健ガイド社
500円税別)から取り上げてみます。
日本人の平均体温が1.5℃上がったら、健康保険料は1/3に減らせると、私阿部は思います。
11ページに『体温が35℃まで下がると、ガン細胞が盛んに増殖する』とあります。
そして10ページと11ページの下の欄の「もっと詳しくコーナー」では、大人も含めて子供までが低体温化していることと、低体温の人の基礎代謝が著しく低下することが指摘されております。
昔の体温計の37℃のところに赤い線があるのは、37℃の体温を維持することの重要性を教えている線だと聞きました。さらに真弓先生は、ご講演の中で医者なら全員知っていることです。と断って
『免疫が100%ハタラクためには、
37℃の体温が必要です。と医学の教科書に書いてあります。』と声を大にしておりました。
では、なぜテレビに出演している医師たちの誰もが、そのことを言わないのか、と言いますと、
どうやったら体温が上がるのか、あるいは下げないように出来るのかがテレビではタブーなのです。
農薬や添加物や水道水の汚染などの化学物質が生命力を落としている元凶であること、それらを含んだ商品を売っている大企業が死の商人であることに触れなければならなくなるからです。
体温を上げるのは、薬品ではなく生命力なのです。
サプリメントの効能を知る一番簡単な方法は
『体温が上がるか、
そしてお通じが良くなるか』です。
こんな簡単な基礎的なことが分からない医師が他人様を治療できるワケがありません。マクロビオティックの桜沢如一先生が『医者に病気を治してもらうのは、ドロボーに留守番を頼むようなモノ』と大笑いしているテープを拝聴して、よくぞ ここまで言い切れるものだと感心した覚えがあります。
食べ物には、冷やす食べ物(陰性)と、温める食べ物(陽性)と、中庸の物があります。そのバランスが陰性に傾くと体温がドンドン下がって免疫力・代謝力・酵素活性力が下がり病気の問屋さんのようになります。
体温が1℃下がると、
免疫力は30%落ちると言われています。
ということは36℃でも、もう大変なことになります。
今の日本人の平均体温は35℃くらいですから、
もう絶滅危惧種と言って過言ではないと思います。
そこへ免疫力を下げてしまう 各種のワクチン類 ですから、
もう日本人は消滅してしまうと思う次第です。
もし誰かが、意図的にやっているとしたら『アッパレ』です。いわゆる『ゆで蛙』状態です。
戦前『食べ物だけで病気が治る新食養療法』(実業の日本社刊)は、600版を重ねた大ベストセラーでした。日本CI協会から『新食養療法』として再版されています。是非 ご一読を・・・。
今の日本で市販されている食材の大半が怖ろしいものです。
『食』を真剣に見直してみませんか?
ワクチンに入っている
「チメロサール」という防腐剤は 49%が水銀 です。
そのワクチンを6歳まで21回打たれています。
まともな子供がいなくなりました。
水銀を幼児に与えること は大きな罪です。
米国政府もワクチンの水銀で自閉症になることは認めました。水銀の害を、自閉症がそっくりなことは以前から一部の専門家の間で言われて来たことでした。
故安保徹先生の『体温免疫力』(ナツメ社)と
川嶋朗先生の『冷え取り生活のススメ』(アスペクト文庫)
はお薦めです。
但し、川嶋先生おすすめの「じゃが芋と豆乳のスープ」は両方とも陰性の食品で、冷えは残念ながら取れません。そこだけは注意してお読み下さい。とても参考になります。
その他にも、水素やゴボウや味噌など体温を上げる方法は、いくつかあります。
最後に川嶋先生の著書の「はじめに」がオモシロイので、ご紹介させて頂きます。
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先日、ある医学雑誌で面白いインタビューを受けました。
「最近、恋愛が長続きしないっていう人が本当に多いのですが、
それはなんでだと思いますか」という内容です。
「なぜその質問が医者である僕のところに来たのだろう?」と
不思議に思いましたが、その観点で調べてみると面白いことがわかりました。
ある外国の学者の研究によると、
恋愛中の人のホルモンの分泌を調べると
いわゆるうつ病に関連するホルモン・セロトニンは低下し
緊張や興奮に対する抗ストレスホルモン・コルチゾールが急増しているのだとか。
楽しいはずの恋愛がストレスだなんて、最初は不思議に思いましたが、
改めて考えてみれば、うなづける部分も多くあります。
現代の社会は、環境の悪化、人口の増加、過剰な労働などの大きな問題から、
個人的な諸々のトラブルまで、それこそストレスだらけの世界です。
ストレスが過剰になると体はさまざまな変化をして対応します。
体が冷えるというのも、そのひとつです。
また本来ストレスには快いものと、不快なもの両方があって
人間が生きる上で必要なものでもあり、
一定レベルのストレスには耐えられるようになっています。
ですが自然なリズムをあまりに無視して過ごしたりしていると、
「ストレスに対する耐性」が弱くなり、
本来乗り越えられるはずのことにも負けるようになってしまいます。
現代の人の恋愛が続かないのは、
ただでさえ、たくさんのストレスに囲まれすぎていて、
これ以上ストレスに耐えられない状況になっているからではあるまいか?
だから本来は楽しいはずの快いストレスである恋愛も、
うまくいっているときはいいけど、いったん何か関係性に変化が生じたとき、
それを乗り越えられるように耐性を持ち合わせていないのではないか。
そのようにお答えしました。
記者さんは大変興味を持って帰られたようです。
さらに発展して考えれば、体の冷えを取ってしっかり温めていけば
体の力は上がり、間違いなく「ストレス耐性」も上がることでしょう。
体の代謝、回復力、順応性が取り戻されていくからです。
「冷えを改善すれば、恋愛も続くようになる」といえるかもしれません。
実際、心のトラブルでいらっしゃった患者さんが
治療の中で体を温めることで、家庭の関係性や
仕事の人間関係に対して前向きになり
実際に改善させてしまった例などいくらでもあるのですから。
心と体は、密接に繋がっています。
どちらがどちらを引っ張っていくのかははっきりわかりませんが、
体を大事にすることも心も温まり
心を尊重することで体も温まっていくのは事実です。
まずは本書で書いてあることを実践し
みなさんの体を自分でしっかり温めることから始めてみてください
健康や美容、そして病気の予防や健やかな毎日など
あなたの人生に思いがけないよい変化をもたらすことが
きっと実感できるでしょう。
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以上、転機でした。