森下博士は、先だって講演された船瀬俊介氏の言葉を補足されるように、抗がん剤の恐ろしさを語りました。
少し長いようですが『森下自然医学』2017年8月号24ページからそっくり転載させて頂きます。
ガンほど治りやすい病気はない
私は、1950年に大学を卒業後、20年間、大学の研究室で、血液について、血液とガンの関係をはじめ、いろいろなことを動物実験や人体実験などを通して研究してまいりました。そうした中で、現代医学にいくつも大きな間違いがあることを見つけたのです。
その後、独立いたしまして、1970年に臨床を実践することになりました。今、ガン治療と称して、抗がん剤、放射線、手術が行われていますが、あんなものでは治りません。根本的に間違っているのです。
船瀬先生がご講演の中で、厚生省のお役人に「抗がん剤でガンが治りますか」と聞いた処、「治りません」と言われたという。その抗ガン剤ですが、その実体は、第一次世界大戦のときにドイツ軍が使った「毒ガス」-「ナイトロジェンマスタード」なんです。「イペリット」とも言います。体内に入ったら2,3秒くらいで死んでしまうほどの猛毒です。
このまま使ったのでは患者さんはすぐに死んでしまって商売にならない、ということで5万倍ぐらいに薄めて、気体を液体に変えたものが「ナイトロミン」という抗ガン剤です。ただ、この名前では実体にあまりにも近すぎるということで、別なわけの分かんない、いろいろな名前で使われています。抗ガン剤と言うものの実体について、ぜひご承知おき下さい。
私はガンの食事療法を標榜して1970年代に開業をしたのですが、当初の5年間、毎日50~60人ものガン患者さんが見えまして、朝9時から昼食抜きで夕方6時まで診ました。当時、ある週刊誌で「ガンを100日で治す森下療法」という特集を書いてくれたこともありました。実際、その通りで、食事内容を変えるだけで確実に治ったのです。
当時は、一般には食べ物は栄養である、と言う考え方でしかなかった。日本だけでなく、アメリカ、ヨーロッパでもそうでした。また、根本的なガン治療理論は今でもありません。しかし、食べ方、食べ物でガンが治るんです。決して大学病院や大病院で薬殺されてはいけません。
『玄米食』は単なる栄養療法ではないのです。『玄米食』は私たちの身体を異化作用の方向に切り替え、その状態を維持させてくれる食事法なんです。そうした点こそ、『玄米食』の真髄なんです。
以上 現代医学の大きな間違いの一つ『抗ガン剤の実体』を知らない人たちのために、是非読ませて上げて下さい。
何人もの、看護婦をやめた友人たちが、医師の代わりに抗ガン剤を点滴するとき、絶対に直接自分の肌に触れないように厳重に防護してやっていたことを、おかしいと思わずにやっていたと、述懐されておりました。殺人行為ですよね。とも。。
そして、いよいよ『腸管造血』と言う、現代医学が最も重大な誤りを犯している点について森下博士の話は核心に触れて参ります。
『食が血となり、血が細胞(肉)となる』を『同化作用』
その逆を『異化作用』として説明しております。