意外に重症の方が治りやすいのはナゼ???
実に不思議な話ですが、軽症の方より重症の方のほうが劇的に快復するのをたくさん見てきました。 『なんでだろう~』と考えておりました。その一つは、前回書きましたように、辛いから何としてでも良くなりたいという気持ちが強いこと、もう一つは、重症の人の方が、細胞の感受性が強いのではないか、と考えられることです。
たとえば「化学物質過敏症」などは、化学物質に対する感受性が人一倍強いために起こっていると考えられます。有害なモノに敏感だということは、逆に良いものにも敏感だと言うことが言えるのではかいかと思われるのです。 すなわち、効果が出易いということになります。 さらに、前回書きましたが『心持ち』が良くて、感謝の念が強く、素直に有り難い!!と思える方は、より一層効果が出易いということです。 まとめますと、
- 良くなりたいと強く思う。
- 細胞の感受性を高める。
- 素直な、感謝の気持ちで心を満たす。
『良くなりたい・・・』については、指導を受けるときに、良くなるのだったら「料金について安いですね!!」と言ってみることです。経済的に豊かかどうか、ということに関係なく、とにかく言ってみることです。それは指導者や指導方法をキチンと評価していないと、言えない言葉ですから。
以前に東京八王子で「ヤマト食養友の会」を運営していた時に、沖縄の会員さんから、お父様のガンのことで電話相談がありました。『生姜汁の温湿布や里芋湿布』などの手当法や食事療法等の説明をさせていただきました。その上で「一度いらっしゃいませんか?」と申し上げましたら、即座に「家族で行って良いですか?」と。一泊二日で沖縄から5名で八王子まで足を運んで来られたのには驚きました。飛行機代もバカになりせん。それだけの価値があると認められた、ということです。
今は、もっと簡単に良くなる方法がありますから手間ヒマは、かかりません、が3~40年前は、家族の協力がなければ大変な手当法だったのです。 今となっては、懐かしい想い出の一つです。 何より、ご家族の方たちがこんな生姜や里芋の湿布が本当に毒を吸い出すのか?と疑いながら1日4回もやったり、玄米菜食で栄養が足りるのか?などと冷ややかな目でみているのと、家族皆が同じ食生活をして体調が上向くのを全員で感じていくのとでは、雲泥の差が出ます。
家族の中で、花粉症や、便秘や、蓄膿症が一週間足らずで良くなり始め、当のガンの本人が良くなるかもと思えたら、それはそれは勇気を与えられます。しめたものです。外部の方でもない、自分の家族の中での体験ですから『真実の強み』になるのです。
「万病一元」「医食同源」の言葉とおり、本当は病名不要と思えます。「達者で、どこも不調なところがない」という体になれば良いのです。空気が吸いにくい、歩くのがつらい、排尿、排便のたびに痛い、耳鳴り、めまい、生理が来るのが恐怖だ、眠れない、頭が重い・・・・。などなど病気は辛いものです。
良いですか!!!!もう一度言います!!万病が一元なのです。ギリシャの医聖ヒポクラテスの名言『食べ物で治せない病気は、医者にも治せない』『人間は、体の中に百人の名医をもっている』素晴らしい言葉でしょう!!人間は治るように出来ているのです。 『細胞の感受性を・・・』については、少し説明が要ります。「気の流れ」を調えると感受性が5~6分で劇的に変化する方法があります。この気流調整法については、日を改めて書きます。 要するに、病気は重いから、難病に指定されているから治りが悪い、ということではないと言うことです。
マクロビオティックの世界では、大森英桜という巨人がおりました。私は自称カバン持ちとして2~3年間びっしり学びました。「あらゆる病気を10日で治す」というのが大森先生の念願でした。桜沢如一の「20日で治す」というのに対抗しての言葉であったことは、そばに居て良く分かりました。 私もその影響を強く受けているようで、何とか短期間で良くなる方法はないか、ラクになる方法はないかと、情報収集には人一倍敏感になりました。
正しい生き様を模索(もさく)しながらも、つらさを瞬時に取ってあげられないか、と。 振り返りますと、そんな毎日の連続でありました。
『たった2分で健康に!!!!』
いや、あるものですね!! 世の中には・・・・・ 即座に『アレ、痛くない!!!』 10年の人工透析でさえ止められますヨ!!!! そんなウソみたいな簡単健康法を実践するためにも、正しい生活習慣と、悪い環境を正常に戻すこと、戦争のない世界を実現することが人類の大悲願だと思います。150歳とも200歳ともいわれる人間の寿命に挑戦する毎日であります。 『今到達した短期間健康法』は、ほぼ究極と言って良いのかな、と思っています。