人工甘味料の害を、令和5年6月12日の日経新聞夕刊一面トップで大きく報道されました。
(WHO「甘味料控えて」低カロリー、体重管理に貢献せず)というものでした。
その記事をさらに「週刊新潮」6月29日号で詳しく記事にされました。一部抜粋して取り上げてみます。
私 阿部は『白砂糖の害』を言い続けてきて50年。いつの間にか非糖質(ノンシュガー)と呼ばれる人工や天然の甘味料が多く食品メーカーによって大量に使われ続けていて、それらの害が大きくなってきているのです。
尊敬する2人の医師「池川明先生」「真弓定夫先生」監修による美健ガイド社、マンガシリーズ『口は天国、からだは地獄(チューインガム編)』を紹介させて頂きます。ガムベース・香料・着色料・甘味料など、まさに添加物のオンパレードで、ガムは恐ろしいものの代表格です。
その人工甘味料の部分に絞っての情報です。(週刊新潮の記事からの抜粋)
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人工甘味料を含む食品添加物が使用されるのは、ほとんどが大量生産やコスト削減など商品を作るメーカー側の事情であり、我々消費者のためではない。
例えば、砂糖の約1万4000~4万8000倍の甘さを誇るアドバンテームという人工甘味料がある。菓子などを作る時に多量の砂糖を使うか、あるいはごく少量のアドバンテームを使用するか。コストの面だけを考えれば、メーカー側がどちらを選ぶかは明白である。
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WHOがやり玉にあげたのはアスパルテームやアセスルファムK、スクラロース、アドパンテーム、シクラメート、ネオテーム、サッカリン、ステビアといった非糖質系(ノンシュガー)と呼ばれる人工や天然の甘味料。
これらと健康や病気に関する世界の283件の研究を総合的に分析し、まとめられたのが今回の指針である。
<分析の結果、非糖質系甘味料は3ケ月以内の短期間では体重や体格指数(BMI)を下げる効果があったが、6~18ケ月の長期間になると体重を減らす効果はみられなかった>
=====(中略)=====
長期的には体重を減らす効果がないだけではなく、脳卒中や2型糖尿病のリスクが上昇する。それが事実であればまさに百害あって一利なし。WHOが発表した指針の原文にはこうある。
<非糖質系甘味料の摂取量が多いほど、脳卒中(19%増)およびその前駆症状の高血圧(13%増)を含む心血管疾患のリスクが32%増加した>
<あらゆる原因による死亡(すなわち全死亡)リスクが10%増加し、
心血管疾患による死亡リスクが19%増加した〉
さらに、妊婦は特に注意が必要なようで
<早産のリスクが25%増加することが示された>
◆血糖コントロールの乱れ◆
WHOの今回の勧告について専門家はどう見るか。
「WHOは、これまでもガイドラインで砂糖の摂取量を制限するように勧告してきました。その上で、今回のガイドラインでは人工が天然かを問わず、全ての甘味料の摂取を減らすよう求めています」
そう話すのは、ハーバード大学などで研究してきた医師の大西睦子氏。
「私が重要だと考える点は、WHOが人工甘味料の長期使用は体脂肪を減らす効果はなく、健康リスクを引き起こす可能性がある。として糖尿病などの非感染性疾患のリスク軽減や体重管理を目的とした人工甘味料の使用に対して警告したことです。
加えて、人工甘味料を継続的に摂取すると2型糖尿病、心血管疾患、成人の死亡のリスクを高める可能性があると指摘したことも重要です」
<脳卒中(19%増)><高血圧(13%増)>などと、勧告の中で細かい数字を挙げたことについても
「大きな意味があります。これらの数字は質の高い複数の論文を総合的に分析した結果として出てきたものです」 と大西氏。
=====(中略)=====
本誌では昨年6月、人工甘味料とがんに関する、フランスのパリ第13大学の研究結果について報じた。それによるとアスパルテーム、アセスルファムK、スクラロースの摂取量が多い人ががんになるリスクは、非摂取者に比べて13%増加。明日のみに限ると、接種量の多い人が乳がんになるリスクや肝臓がんなどの「肥満関連がん」によるリスクは15%上がっていた。
今回のWHO指針では、糖尿病や脳卒中、高血圧などのリスクが上昇することが指摘されているわけだが、「それらは全て人工甘味料によって引き起こされる#血糖コントロールの混乱#に関係がある病気なのです」
そう語るのは、加工食品ジャーナリストの中戸川貢氏である。
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阿部一理 記
熱帯の果物や白砂糖が体を冷やし、平熱が下がって免疫力が落ち、ガン体質になることに警鐘を鳴らしてきましたが、人工甘味料はもっと恐ろしいモノであったことを見過ごされ、多くの食品に使用されていることに恐怖を覚えます。
アスパルテームがお菓子類・アイス・その他モロモロに使われています。
日本人の食品添加物の摂取量は年間に4kgとも7kgとも言われて久しく質量共に、世界一ではないかと思われます。
日本民族 危うし!