玄米の炊き方

詳細は、近著「もの忘れ認知症を防ぐ6つの食材。腸が良くなれば脳も良くなる」コスモ21発行のp57を参照してください。

玄米には「発芽毒」と言われる毒性があります。「発芽モード」にして炊くと、その毒性が消えて安全で壮健な体をつくる材料になります。では、「発芽モード」にする簡単な方法をお伝えいたします。

「発芽モード」にする簡単な方法

それは ある一定の時間、水に浸しておいてから炊くと言う事です。

  • 冬なら24時間
  • 夏なら12時間

春と秋にはその中間の18時間くらいうるかす(浸す)のです。エッ!! 長すぎる!!!!!

そうですよね。阿部一理も実用的ではないなぁと思いました。大丈夫!! 裏技があります。40度くらいの温度で浸すのです。すると6時間くらいで玄米が「発芽モード」になるのです。

その40度ですが、電気炊飯器ですと約8~10分くらいで40度くらいまで水温が上昇します。そこで「一旦」止めて改めてタイマーをセットします。6時間以上経てから炊きあがるようにセットします。10分間だけ補助的に炊くのですから、必ずタイマーを使用して下さい。うっかり忘れてしまうと炊きあがってしまうことになります。

阿部一理も一度うっかりタイマーをしないで失敗したことがあります。炊きあ上がりの合図の音が鳴ってから「なんで????」と思ったが後の祭り。タイマーのセットを忘れていたのです。さぁ、その炊き上がってしまった玄米ご飯を前にハムレットの心境になりました。『食べるべきか?食べざるべきか?それが問題である』

その場合浸しておいた水は取り替える必要がありません。発芽毒は毒物でなく、毒性なのです。ですから浸した水のまま炊いて大丈夫です。

コラム

今から35年前!!!進行性筋ジストロフィーの群馬県の吉田君の相談を受けました。徹底したマクロビオティックの基本食で63日で見事に元気になった写真があります。

数十歩歩いたら転んでいた子が、走り回れるようになって成長の度合いが、たったの2ヶ月なのに1年くらい成長したように見えませんか?

当時 阿部一理は桜沢如一先生が「秋月辰一郎」青年医師の生まれつきの心臓の奇形を僅か2ヶ月で正常な心臓になった実話や大森英桜先生のあらゆる病気を2ケ月で治す実際を学んでいた最中でした。ですから自信をもって指導させていただいた頃の昔の想い出の一コマであります。

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