現代人は「酵素」不足???

「火食は過食に通ず」ヒポクラテス。火を通した食事は美味しい。だから食べ過ぎてしまう。その結果酵素を浪費して、病気に近づいてしまう。

朝食に、トースト 目玉焼き コーヒーなどの食事には酵素はほとんどないのです。牛乳の箱の裏に「120℃2秒」「63℃30分」など加熱殺菌の状態を表記しています。実は、これによって酵素の働きは失活してしまっているのです。

小麦は精白すると酵素は失活します。つまり自分の体内酵素は消化酵素ばかり消費してしまっています。代謝酵素が体内で少なくなると免疫力は当然低下します。

体温が1℃下がると、免疫力は37%低下し、基礎代謝が12%低下、酵素活性が50%低下します。体温を37℃度に近づけるように

  1. 足湯をする
  2. お腹を湯たんぽで温める
  3. 生姜の温湿布をする

等をお勧めします。また発酵食品を食べると免疫力がアップし体温が上がります。

「一生の間に合成できる酵素の量は遺伝子に規定されており、年齢とともに減少していく」エドワード・ハウエル博士(米国)

酵素を消費しても途中で補給して貯めておく事により健康を保てることになります。酵素不足の人は生物(なまもの)75%加工された物25%の割合で食事を摂ると改善されるそうです。そこまで出来ない方は、発酵食品を多く摂る事で相当補う事が出来ます。

「発酵食品」は酵素の宝庫であります。微生物が酵素を作ります。発酵食品には、有益な微生物が沢山います。病原菌に負けない体を作ります。免疫物質が豊富に含まれております。

昔の日本食は、発酵食品が食卓にいっぱい並んでいました。
※味噌汁 納豆 醤油 ぬか漬け 粕漬けの料理 甘酒 鰹節 塩漬け、梅干し等々

<<余談>>

  • 納豆菌と病原性大腸菌O-157を戦わせると、なんと100戦100勝 納豆菌の勝ち!!
  • 「スルメ」に菌が付くと、菌は即死!!! スルメは乾いているから腐らない。菌が付いてもスルメに水分を取らてれしまい死んでしまう。

生イカの場合は、菌はドンドン繁殖します。他の菌は、相手に負けないようにバリヤーを張ります。これが免疫物質です。発酵食品は、菌同士が常に戦っているので免疫物質が沢山あるのです。

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