緑豆は台湾の夏の常用食です。日本で緑豆と聞いて思い描く「緑豆もやし」、「緑豆はるさめ」は元気の出ない印象の食材ですが、台湾では暑い時の常用食として家でも調理して食べ、外でも購入して食べられています。
緑豆の効能
「消暑」=「火気を下げる」食べ物として重用されています。イライラを解消したり、口の渇きを潤おしたり、ニキビなど熱による腫物にも効果があります。
水分代謝を良くし、利尿作用、むくみなどの「水毒」を改善。解毒作用があるため薬物の中毒や酒毒にも使われるとか!「食の要物」「野菜の中の佳品」と言われています。
料理法
小豆で餡も良いですが、安価の緑豆で作る餡もおいしいですよ!勿論、甘味の砂糖は「気のたかまる果糖」を使用してます。
また、台湾の一般的な食べ方は「緑豆湯」と言う緑豆スープです。(緑豆:水=1:4~5)緑豆を煮た薄いお汁粉です。お好みで甘味をつけて豆と一緒に摂って下さい。
この時もやはり甘味は「気のたかまる果糖」です。緑豆湯を活用して 冷やして飲んだり、他の飲み物(お勧めはしませんが牛乳)とシェイクしたり、美白効果が高いと言われているハトムギを合わせたりします。
注意点
解毒作用がある緑豆ですから、薬を飲む前に食べた方が良いと思います。また体を冷やす陰性の食品ですから食べ過ぎないようにしましょう!