最近のテレビコマーシャルで流れている言葉です。
食べた物が自分の身体を作るのだ
とても判りやすく、マクロビオティックでも千島・森下学説でも言われている「食が血となり、血が肉(細胞)なる」不滅の真理の一つと思います。
食事の大事さを全面に出していますね!!!
11月に福井市内での「岡本よりたか氏」「内海聡氏」の講演の中でご案内していた「不自然な食べものはいらない」お金より命を未来に残す 内海聡 著 廣済堂出版 1300円(税別)<岡本よりたか氏と野口勲氏(野口のタネ代表)と内海聡氏の三者の鼎談が
書籍になったものです>を拝読させていただきました。
他の情報も含めて簡単に内容をご紹介させて頂きます。
今「TPP」問題について
一度 今の事ではなく将来の事(子供 そして孫の世代まで)を真剣に考える必要があるのではないでしょうか?
私たちが今すぐに出来ること
- 「身土不二」とは、あなたの身体と風土環境は、一体(2つでない)である。人間の体内にも微生物がいて、その微生物によって体も風土もつくられ、そして守られている。
種と微生物は共生関係です。微生物は植物だけではなく動物にとってもすごく重要です。土に触れると言うことは、おそらく土の中の微生物に触れると言う事。 - 調味料だけでも「本物」を使いましょう。
特に、発酵食品でもある「味噌」「醤油」は、多少のお金をかけても即席で造られている物ではなく、昔ながらの製法の1年以上の手間も時間も掛けている調味料を使いましょう。「醤油」には、麹菌、酵母、乳酸菌等体に良い微生物が含まれています。
知らぬ間に食べている遺伝子組み換え食品
日本で輸入している遺伝子組み換え食品は8種類
大豆(枝豆・大豆もやし含む)、トウモロコシ、なたね、てん菜(砂糖大根)、じゃがいも、綿(インド綿)、パパイヤ(レインボーという品種)、アルファルファ(牧草)
遺伝子組み換え(GMO)の「大豆」の多くは、家畜の飼料に使われています。
「トウモロコシ」は、甘味料のコーンシロップ(果糖ぶどう糖液糖)やコーンスターチ(でんぷん)の原料です。多くのビールにも入っていますね。
「なたね」は、サラダ油の原料に「てん菜」は、砂糖の原料に使われています。
遺伝子組み換え食品の98%は、食品表示されていない
GMOの食品表示の義務は「食品に占める重量の上位3項目まで」「食品の占める重量が5%以上」「組み替えたDNAやタンパク質が検出可能な製品」以上の条件が整えば表示する事。
また、加工食品に使用した場合、主の原材料とされないので表示義務がなくなる。
家畜の飼料として使用した場合にも表示義務がなくなる。
「遺伝子組み換えでない」の表示には、5%の遺伝子組み換えが混入しても「遺伝子組み換えでない」と表示ができる。
例えば、納豆の100粒のうち、5粒まで「遺伝子組み換え」が混ざっても「遺伝子組み換えでない」と表示ができるのです。
多くのお菓子類には、ふんだんに「遺伝子組み換え」の原料が使われています。
あるお菓子の食品表示です。【含有量の多い順】
「砂糖」→GMOの可能性あり
「小麦粉」
「大豆粉」→GMOの可能性あり
「果糖ぶどう糖液糖」→GMOの可能性あり
「植物油脂」→GMOの可能性あり
「コーンスターチ」→GMOの可能性あり
家畜の飼料を通じて「遺伝子組み換え」の毒性が濃縮されて人体に入っている。
環境を記憶した種は、肥料も農薬もいらない
「種は環境を記憶する」種は「一粒万倍」と言われているように一粒で万倍に増える種が、地球の自然、生命の主役であります。
自然栽培で、何年かかけて元の原種の状態に戻す。
戻るだけではなく、その種はその土地の環境(土地・気温・水・地中の微生物)にあった「良い種」になる。
強風でも倒れることなく、干ばつにも強くなる。
「不妊野菜」を食べている
種の種類
「固定種(在来種)」昔からある種。味や形等の形質が固定されいる。農家の方が自家採種を繰り返した種。
「F1種(交配種・一代雑種)」異なる性質の種を人工的に掛け合わせて作った種。流通に都合の良い特性の種だけを、クローンのように増やしたもの。
さらに恐ろしいことに「GMO種」は、人工的に別の生物の「遺伝子」を組み込んでいる種。
「F1種」の中には、植物のおしべ(雄)が退化して花粉(受精)が出来ないことを利用している、いわゆる「雄性不稔」を利用しているモノがあります。
遺伝子の突然変異であり、植物の不妊といえますね。
雄性不稔は、ミトコンドリアの異常が原因です。
ミトコンドリア遺伝子の異常を起こした「雄性不稔」の植物F1種の野菜を人間が食べる。
つまり人間は、日常的に生殖能力を失ったミトコンドリア異常の野菜を体に摂り込んでいる。
そのため人間を含めた動物も子孫を作る能力がなくなって行くのでは?