KAM(カム)料理について
K:重ね煮料理
A:阿部一理
M:松浦洋江
3つの頭文字をとって KAM(カム)料理。
重ね煮料理を基本にして、陰陽調和の料理法をお伝えしていきます。
勿論食べるときは、
良く噛む(KAM)ことにより 腹六~八分目の秘訣となります。
良く噛むと頭が冴えて、水分の摂り方も自然に適量となり、
良く噛むことで「万事解決のかなめ」になる。
かみかたは「神方」
以下は、重ね煮料理の第一人者の故小川法慶先生のお言葉です。
自然食とは何か?
- 人間という動物を生ずるために大自然が与えてくれる食べ物(穀物中心)
- 金儲けだけのために、金肥や農薬という毒薬で大自然を汚染し、殺傷し続けている現代文明の農法や加工方法によらない自然本来の食べ物
- 人間、その体も心も生活も同時に最も健康にし、心から自分の幸福を歓び、感謝する生活の基盤の食べ物
自然食の根本
- 生命の素 【水】 伊勢皇大神宮の五十鈴川の水のような自然の水
- 血汐の素 【塩】 自然塩だけではなく藻塩も味わって下さい。
*最近海の塩の「にがり」にも注意をはらって欲しいと思います。(注:阿部一理) - 身体の素 【米】 穀物は米・麦・粟・稗(ひえ)・黍(きび)の五穀
そば類・大豆・小豆等豆類・胡麻類の準穀物を中心に摂ります。
重ね煮
鍋の中を、小宇宙と考える。
陰のエネルギーは上に、陽のエネルギーを下に置く。
陰の性質をもつ野菜類(椎茸・しめじ・えのき・なす・トマト・じゃがいも等)を下に
陽の性質をもつ野菜類(玉ねぎ・かぼちゃ・大根・人参・ごぼう等)を上に重ねて煮る。
陰の食材の下と、陽の食材の上に少しの塩を振るだけで野菜の持ってる甘さを引き出してくれます。
鍋に入れるときは、押さえずにふんわりと重ねていく方が熱の対流がスムーズです。
*動物性食品を摂らない人は、五葷(ごくん:ねぎ・にら・にんにく・らっきょう・あさつき)は避けた方が無難です。(注:阿部一理)
重ね料理の真髄、有難うございます!
素晴らしい!
まったくの、その通りですね。
かみかた
鍋の中は、小宇宙、
納得いたします。
感謝感動。
金森さん
いつもお世話になっております。
共感いただきありがとうございます。
また
お会いしたいですね!