現代医学のオカシサ・・・

 食の大切さを、久々にZoomで語る機会をもちました。 

健康の原点『食物なきところ 生命現象なし』桜沢如一 の思想に立ち帰らなければ、と強く思うのであります。 

『人は自然から遠ざかるほど、病を得る』と言う医聖ヒポクラテスは、 

『食べ物で治せない病気は、医者にも治せない』とも。 

食生活の誤りを正さない健康指導は、むしろ有害でさえある、と桜沢は言われています。病は、生き方・食べ方の間違いを教える警告だと考えると、腑に落ちる話でありせんか。 

  

桜沢著「ガンは人類の仇敵か、恩師か?」は、まさに言い得て妙であります。 

現代医学の矛盾点を、根本から考えさせる書物に、ロバート・メンデルソン医師の「こうして医者は嘘をつく」(三五館発行)があります。ちなみに三五館社は、倒産してしまい今は古本で購入するしか手に入りません。大変残念です。こんな分かりやすい現代医学の現場からの悲痛な叫びは滅多にありません。 

『現代医学を構成する医者・病院・薬品・医療機器の9割が、この世から消えてなくなれば、人々の体調はたちどころに良くなるはずだ。これは私の確信である』(ロバート・メンデルソン)と表紙のソデに書かれています。 

  

一般人が医学界のオカシナ状況を語らずとも、専門家による告発本を活用させて頂くことが何かと便利です。 

その意味で、現在スタンフォード大学医学部のブルース・リプトン教授の「思考のすごい力~心はいかにして細胞をコントロールするか~」(PHP刊)は、強烈なインパクトを与えてくれます。 

その172頁の後ろから2行目に、アメリカの死亡原因の第一位は、ダントツの医原病(医学の誤りで命を落としている人)だと言うのです。 

少し長いが、引用してみます。 

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 処方箋の副作用により病気になることもある。これは医療行為が原因となって生じた病気、つまり医原病の一種だが、実は米国人の死因の第一位は医原病である副作用のために死にいたることもある。 

『ジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーション(アメリカ医師会雑誌)』(訳註:最新の医学研究成果が掲載される権威ある医学専門誌)に発表された見積もりによれば、医原病は米国人の死因の第三位であり、毎年12万人以上が処方薬による副作用で亡くなっていることになる。だが、これは実は控えめな見積もりだった。2002年に発表された研究では、十年分の政府統計をもとに分析した結果、もっとひどい数字が導き出された。この報告の結論は、医原病による死亡は、実際にはアメリカ人の死亡“第一位”であり、処方薬の副作用によって年間30万人以上が亡くなっている、というものだった。 

  

 愕然とする数字ではないか。とくに医療従事者にとっては衝撃的だろう。西洋医学は東洋医学を非科学的だとして無視してきた。三千年の歴史ある東洋医学には実際に効果があること、宇宙に対する深い理解の上に成立したものだということを、一顧だにすることもなかった。いまやそうした傲慢なふるまいのつけが回ってきたのだ。 

 何千年も前、西洋の科学者が量子物理学の法則を発見するより遥か以前に、アジア人は健康と幸福に寄与する第一の要因として、エネルギーを尊んできた。 

  

 東洋医学では、身体はエネルギーの経路(経絡)が複雑に列をなしたものと定義される。中国の鍼灸療法で用いられる人体の経絡図には、電気配線図にも似たエネルギーのネットワークが描かれている。中国医学の医師は、鍼などを用いて患者のエネルギー回路をテストするわけだが、これはまさに電気技師がプリント基板を「トラブルシュート」して電気的な「病変」を発見しようとするのと同じやり方だ。 

  

==製薬会社の駒になっている医師たち== 

 わたしは古代から伝わる東洋医学の知恵を賞賛するにやぶさかではないが、薬剤をどっさり処分したために医原病で死ぬ人がたくさんいるからと言って、西洋医学の医師たちを非難したくはない。医師たちは知性と企業の板挟みになって、にっちもさっちもいかなくなっているからだ。 

 

 彼らは巨大な医療-産業複合体に、駒として利用されているのだし、さらに、本来なら発揮できるはずの治療能力に枷(かせ)をかけられてもいる。宇宙は物質のみからなるというニュートン的な考えに基づいた医学教育を受けてきたためだ。 

 だが残念ながらこれはえらく時代遅れな考え方である。七十五年前、物理学者が量子力学を受け入れて、宇宙は実はエネルギーで出来ているということを認識したとき、ニュートン的世界観は実質的に廃れてしまった。 

  

 医学部を卒業しても、医学教育は終わりにならない。医師たちは医薬品について、製薬会社の医療情報担当者(MR)から説明を受ける。もともと専門家などではなく、とにかく製品を売ることを目的とするMRたちは、新薬の効力に関する「情報」を医師に提供し、製品を“おすすめ”する。製薬会社のこういった“教育”活動に対する制限はない。 

  

 医学部で習うヒポクラテスの誓いに『まずなによりも害をなすなかれ』というものがあるが、米国で処方されている大量の薬品は、明らかにこの誓いを侵害している。 

 製薬業界の訓練が功を奏して、わたしたちはみな処方薬ジャンキーになってしまった。その結果は悲劇でしかない。ここでちょっと冷静になって踏みとどまろうではないか。量子物理学による発見を生物医学に組み込み、自然の法則に調和した、新しくより安全な医療体系をつくりだすべきだ。 

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 以上 2009年に翻訳された初版が出版されました。もし100万部読まれたら、現代医学が人を救ってくれないことに目が覚めるのではないかと思います。  

 

最後に、今回Zoomに参加して頂いたATさんが語ってくれたお父様の末期がんの体験談を本人の諒解のもとに、ご紹介させていただきます。 

 

25年ほど前に、余命1~2ケ月と言われた肺がんから全身に転移の末期がんが、3ケ月半の食事指導で全て消失。滋賀大学の担当医が、これは間違いだろう。と再検査。 

 しかしどこにもガンが見つからない。血液も、どの健康人よりもきれい。本人も全く元気で疲れなし。完治を宣告された。 

 ほぼ【玄米、ごま塩、みそ汁、きんぴらごぼう、漬物】という基本食を実践しただけでした』 

 

 あのATさんの体験談を聴かれた方々への驚きは大変でした。私の強烈な内容の講演を、A.Tさんは優しい語り口で、全てを証明してくれました。この上なく嬉しかったです。 

こんなZoomの勉強会なら毎月でもいいかな!!と思っています。 

是非 ご希望の方は、声をお寄せいただきたいと思います。 

 

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