良いことをしているつもりが、とんでもない「悪」につながっていることの一つが「再生可能エネルギーのデタラメ」ではないか、との記事を見ました。(週刊現代2022年12月31日、1月7日合併号、52ページ)
私阿部一理も太陽光発電の異様な光景と、巨大風車による風力発電の異常さを感じておりました。そんな折、札幌の自然食店「まほろば」の宮下周平オーナーから「風力発電を問う」シリーズ、第五章『風の祈り』が送られてきました。
北海道の後志(しりべし)の石狩湾一帯に、180m×113基の陸上風力発電建設計画が進んでいるのです。(東京の霞が関ビルより高いものですよ)。
「週刊現代」では前編で風力発電の実態を取り上げていますので紹介します。
「地球緒温暖化を食い止めるために」と言われると反対しにくい雰囲気がつくられ、裏で利権がどう動いていようが巨大ビジネスがまかり通ります。
クリーンエネルギー戦略が2023年からスタートします。まず新たな環境債という名の国債20兆円を発行したのち、10年間で官民が協力して130兆円を追加投資するというものです。
このビジネスに、極端な計画では「風が吹かなくとも風車を」となっていると言うのです。宮城県と福島県の県境に位置する人口1万人ほどの丸森町の例は、大雨での土砂災害の懸念から、もっと深刻なケースで大揉め状態の住民説明会の様子が書かれています。
全国の風力発電問題が凝縮した形の北海道の実態を知って頂きたいと思って、今回ご紹介させて頂きました。
ここで誤解されないように一言申し添えておきますが、地球温暖化の対策として「安全廉価な、原子状水素エネルギーと永久モーター」によるエネルギー革命による化石燃料不使用計画と、「菌ちゃんファーム」の吉田俊道さんの易しい農業革命(https://kinchan.ocnk.net/)が、本当に簡単に持続可能な地球を実現出来る方法として示されています。まさに目からウロコです。是非ご覧ください。
話をもとに戻します。
『風の祈り -第五章』と一緒に送って頂いたパンフレット
『健康、農産業、国防にも悪影響、巨大風力発電が仁木町に!!!』の一部をご紹介致します。(仁木町の風力発電を考える会、制作)
【連絡先:あんごの森銀山 瀬川:0135-33-5590、銀山 酒井雄大:070-4075-5345】
近年全国各地で建築される風力発電の巨大風車。石狩・当別、さらに手稲・小樽・余市間の風力発電事業計画に加え、今度は関西電力と日立による小樽・赤井川間の巨大風力発電事業。新たに、余市、仁木、古平の山々にも関西電力が入り、これで周囲の山一帯に、風力発電が立ち並ぶというのです。
風力発電は、「環境にやさしい自然エネルギー」という触れ込みで宣伝されていますが、その実態は環境破壊、半径15~29Kmに及ぶと言われる健康被害です!また生態系の破壊、景観の破壊でもあります。
二酸化炭素を吸収し、きれいな空気を恒久的に供給してくれている山の尾根の木を、大量に切り倒して作る。20年しか持たない高額な風力発電のどこが脱炭素なのでしょうか。
さらに7つの問題点が列記されています。
1.健康被害(人間、家畜)
半径15~29kmにも及ぶという(超)低周波音や騒音による健康被害が、各地で問題になっています。低周波音によって、原因不明のめまい、耳鳴り、動悸、吐き気、電磁波アレルギー、化学物質アレルギーを発症し、日常生活が困難になるほどの事例が多くあげられています。家畜業では、牛たちや鶏もいら立ち、乳量も産卵量も低下し、奇形の卵が生まれる事もあるそうです。
2.農業・ワイン醸造への影響
微生物は磁場によって大きく影響を受けることから、ワインの醸造発酵にも影響があると考えられます。むろん、果樹や野菜も水稲も、土中の微生物に大きく影響されますから、被害が及ばないわけがありません。
3.生態系の破壊
- 獣害:風力発電ができれば、多くの野生動物は行き場を失い獣害が深刻化するでしょう。
- オジロワシなど渡り鳥への影響:風車に鳥が巻き込まれるバードストライクで天然記念物の鳥などの殺傷や、樹木の伐採による生態系への悪影響が懸念されます。
4.環境への影響
- 水源の枯渇、水路の変遷:山は削られ、木は切られ、残土の中からヒ素などの重金属が出てくる不安、水源の枯渇や、水路の変遷もあるそうです。
- 土砂災害:地盤が弱まることで、大雨による土砂災害も懸念されます。
5.景観の破壊
いつまでも懐かしい、ふるさとの美しい山並みが、立ち並ぶ巨大な風車によって大きく壊されます。情燥を養い、日々心を癒す風景は、お金に換えることができない何よりも大切な有形無形の財産です。
6.国防への影響
防衛庁が、警告:風力発電の電磁波が、自衛隊の電波塔のある地域の近くに建てられることによって、航空機のレーダーを狂わせたりすることが発覚し、重大な防衛上の問題になっています。余市、仁木、古平で最大64基、北海道全体で1686基が計画され、すでに建てられたものが324基、洋上風力を含めると、3000基以上の異常な数が北海道を覆い尽くします。
まさに、北の要衝と言える北海道は、国防上の大問題を抱えることになるのです。ウクライナ問題で、大国の軍事力による侵略の脅威が現実化した今、これは北海道だけの問題ではありません。外国産の風力発電など使っている場合ではありません。
7.隠されたデメリット
海外では下火になった風力発電:既に海外では、そのデメリットの大きさから風力発電事業は下火になって、先進的な取り組みをしてきた欧米から多くの論文や警告か発せられました。でも、日本では、それを知らず、自然再生エネルギーのキャッチフレーズを信じて受け入れ、ばく進しています。どれも、大企業を資材と工事・メンテナンスを提供する、海を隔てた隣国の「利益」のためです。その賦課金などで、道民の世界一高い電気料金は、さらに上乗せされます。
さらに、斉藤武一さんの、紙芝居を元にした小冊子(48ページ)
『巨大風車から故郷を、暮らしを守りたい』がスバラシイ。仁木町の風力発電を考える会発行、特別配布版で料金の表示はありません。
お問い合わせしてみて下さい。とても分かり易い大人の絵本です。
そして、さらに2022年11月25日発行の
『私たちのまちに風車はいらない!!』の小冊子。(稚内そよ風の会 発行)
連絡先【平尾】TEL:090-1644-5000
Mail:fukuma.toshihiko@gmail.com
そして風車のコワサを書いた絵本
『キニたちの未来』(特別配布版のため料金の表示なし)
連絡先:仁木町の風力発電を考える会
〒048-2335 北海道余市郡仁木町銀山2丁目521-15 TEL&FAX:0135-33-590
残っているようでしたら是非入手してみて下さい。
最後に『反対署名運動』がネットでも出来ます。下記のURLから出来ます。
https://www.mahoroba-jp.net/newblog/?p=19373
今回の風力発電の情報と署名の拡散をお願いしたいと思います。(上記URLで、各種の情報が得られます。)
目を覚ませ!!!日本人!!!!