現代医学教の教会に祀られている神は・・・

前回のユースタス・マリンズ著『医療殺戮』(ヒカルランド刊)の続きになりますが、今回はもう少しやさしく読める『医者と医療の大問題』を告発した 

ロバート・メンデルソン医師の『こうして医者は嘘をつく』(三五館刊、同社は先年廃業)を、ご紹介致しまして『新型コロナウイルスやワクチンの問題点』を医療業界の根本からあぶり出そうと思いました。 

  

 ロバート・メンデルソン博士(1926~1988)は、米国イリノイ大学医学部准教授。ヘッドスタート計画(米国政府教育事業)医療部会会長。全米保険連盟会長。イリノイ州医師免許委員会委員長などの要職に就き、医学教育に多大な貢献をしたとして数々の栄えある賞を受賞。 

全米でラジオ・テレビに500回以上出演し、同書の原著は全米で30万部を超えるベストセラーとなりました。(同書の著者紹介文より抜粋) 

  

それでは、以下に一部を抜粋してお読みいただき、多くの皆様の『医学を盲信している危うさ』に目をさまして欲しいと思う次第であります。 

  

◆「はじめにーー医療は9割が不要――」9ページより 

 ほとんどの人は、現代医学とはさぞかし素晴らしいもので、高度な医療技術を駆使する医者にかかれば、きっと健康になれると信じ込んでいる。 

 だが、これはたいへんな思い違いである。現代医学に携わる医者こそが、人々の健康を脅かしているもっとも危険な存在なのだ。 

 

 現代医学の治療はめったに効果がない。それどころか、治療のほうが病気よりはるかに危険である場合が多い。しかも、病気ではない状況でも医者は危険な治療を頻繁に行なうから、人々の健康はますます脅かされる。 

 現代医学を構成する医者、病院、薬品、医療機器の9割がこの世から消えてなくなれば、人々の体調はたちどころによくなるはずだ。これは私の確信である。 

 現代医学は明らかに行きすぎている。本来なら重症患者に対してだけ行う特殊な治療が、日常的に行われているというのが実態だ。 

 年がら年中、現代医学は濃厚で過剰な診療活動に明け暮れ、それを誇りにしている。「クリーブランド・クリニックの画期的な医療」と題する最近の記事には、世界有数とされるこの心臓病専門病院における昨年の「実績」が掲載されている。 

・臨床検査の総数   1,300,000回 

・心電図検査        73,320回 

CT検査           7,770回 

・レントゲン検査     210,378回 

・開胸手術          2,980件 

・手術の総数        24,368件 

  

 どの処置をとっても、健康の維持や回復に役立つという裏付けがないものばかりだ。この記事はクリーブランド・クリニックの機関誌が掲載したものだが、高額の費用を要する先進医療によって救われた患者がいるのか否かについては、ひと言も触れていない。その理由は、医療現場が「医療工場」になっており、そこでは健康がまったく生産されていないからだ。 

  

====中略=== 

◆「第4章 健康でいたければ病院に行くな」113ページより 

 病院はまるで戦場である。なるべく近づかない方が身のためだ。うっかり足を踏みいれてしまったら、一人でも多くの人を救出し、一刻も早く脱出すべきである。 

==中略== 

  病院は現代医学教の神の預言の場であるこの宗教を信仰していない国から移民してきた人、とくに高齢者は「病院なんかに行ったら死んでしまう」と言う。彼らは現代医学教の神の声が聞こえているのだろう。 

==中略== 

 世間のこうしたあいまいな態度につけこんで、医者は「怖い事は何もありませんから、ためらわずに来てください」と言って人々を招き寄せる。 

 だが、病院には怖いことがたくさん待ち受けている。 

 現代医学教の教会に祀られている神は、死神なのだ。 

  

◆「第6章 人を死に至らしめる医学。」178ページより 

 ○●○医者がストをすると死亡率が下がる○●○ 

 現代医学がいかに猛威を振るっているかは、医者がストをしたときに明らかになる。 

 1976年、南米コロンビアの首都ボゴタで医者が52日間のストに突入し、救急医療を除くすべての診療活動を停止した。すると、現地の新聞がストの奇妙な影響を報じた。死亡率が35%も低下したというのだ。国営葬儀協会は「これは偶然かもしなれないが、まぎれもない事実だ」とコメントした。 

 

 1976年、ロサンゼルスで医者がストをしたときは死亡率が18%下がった。UCLA(カルフォルニア大学ロサンゼルス校)で医療管理学を研究するミルトン・レーマー教授が17の主要病院を調査したところ、ストの期間中、手術の件数が6割も減少したことがわかった。ところが、ストが終わって医療機器が再稼働すると、死亡率はストの前と同じ水準に戻った。 

 

 1973年、イスラエルでも同様のことが起きた。ストが行われたために、患者の数が1日につき6万5000人から7000人に減らされた。エルサレム埋葬協会によると、ストが行われた1ケ月間で死亡率が半減したという。イスラエルでこれほど死亡率が下がったのは、さらに20年前に医者がストをした時以来だった。 

  

◆「第8章 病院の倒産を予防する医学」222ページより 

 ○●○予防接種には要注意○●○ 

 医学界と国家が連携して推進する「予防措置」の大半は、無意味なだけでなく危険ですらあることを肝に銘じておくべきだ。実際、いくつかの予防接種については受けないより受けた方が危険な場合が多い。 

かつてジフテリアは非常に恐ろしい病気で、命を落とす人さえいたが、今ではほとんど発生していない。にもかかわらず、予防接種はいまだにつづいている。ジフテリアがまれに大流行することもあるが、そのときすら予防接種の効果は疑問だ。 

==中略== 

 百日咳ワクチンの有効性については世界中で激しい議論が巻き起こっている。接種を受けた子どもたちの半数しか有効性が認められないにも関わらず、高熱やけいれん、ひきつけ、脳症などの副作用を引き起こす確率が恐ろしく高いからだ。各地区の保健所は6歳以上の子どもに百日咳ワクチンの接種を禁止している。百日咳は今ではほとんどみられなくなっている病気なのだ。 

 

 おたふくかぜワクチンの有効性も疑問である。たしかにこのワクチンを接種すれば、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の発症率を抑えることができる。だが、あとになって免疫が消えれば元も子もなくなる。流行性耳下腺炎、麻疹(はしか)、風疹に対してはワクチンが開発されているが、これらの病気では天然痘、破傷風、ジフテリアのような重い症状は現れない。 

==中略== 

 風疹ワクチンも依然として議論の対象になっている。接種年齢について専門医のあいだで意見が一致していないからだ。このワクチンも害のほうが大きいかもしれない。一時的とはいえ数か月におよぶ関節炎を引き起こすおそれがあるからだ。 

 風疹ワクチンは子どもに接種されることが多い。風疹と診断された妊婦から肢体不自由児が生まれる確率は時期と研究によってばらつきがあるが、胎児の保護という観点から、風疹ワクチンの妊婦への接種の有効性については議論を重ねる必要がある。 

  

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阿部一理 記 

 医聖ヒポクラテスの言葉に 

『食べ物で治せない病気は、医者にも治せない』とあります。 

 

『食が血となり、血が肉(細胞)となる。』と言うのが真理です。 

 

37兆個の細胞を健全にする秘訣は健全なる血液を造ることです。その血液は、食べものによって造られています。 

 食材がドンドン粗悪になっている現代社会は、 

 農業から自然にたちかえり、 

 化学的食品添加物を減らし、 

 適正な食生活が当たり前であることを改めて知らしめたいと思います。 

 

 病気になったのは、 

ほとんどが「あなたの生活習慣の間違い」です。 

 

その間違いを気づかせるために「病気」が起きているのです。 

大自然からの警告なのです。 

 

そこに気が付かずに、サプリメントに頼り、病院に駆け込み、塗るだけ寝るだけで治るベッドを探すのは本末転倒です。 

基礎的な生活習慣を正して、その上での健康度を高めるサプリメントや塗りモノや健康ベットを求めて欲しいと切に願うばかりです。 

  

ロバート・メンデルソン先生の渾身の著作を、どこかの出版社で再版してくれることを願って止みません。 

239ページに『医者に頼らずに生きよ』とあります。 

 

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