脊椎動物の宿命!!

 人工透析を止められた方が『7人』も居られる、という健康器具の話を耳にして早速販売会社の社長さんの講演を616日に東京で拝聴させて頂きました。 

 終了後は札幌へ急ぐという社長さんから、立ち話で 

「ハイ。9人目の方が出ましたょ」と。詳細を知ろうと私は、次の講師の方の話を真剣に聴かせて頂いたのでした。 

 

ベッドに寝て、ヒスイの玉で首からお尻まで、温めながら、背骨をゴロゴロ。 

その人の身長に合わせて調整されてからスタート。120cm以上の方が対象です。 

 

垂直の2足歩行の人間は、どうしても脊髄が縮むことになり、 

脊髄からの神経の流れがうまく行かず、 

各臓器のハタラキに支障を来たす、と聴いておりました。 

その解決法として最適と思われるのです。 

 

私の食による健康指導50年の経験の中で、心臓の奇形・進行性筋ジストロフィー・末期がん等の改善例は多数ありますし、人工透析の回数が減った人もありましたが、「0」になった人はナカナカ出ませんでした。 

それが9人も居られるとは驚愕でした。 

 

砂書房の『骨の構造改革』(鹿島勇著、税別1000円)が仲々オモシロイ本です。 

NASAの宇宙実験に参加している鹿島先生の「無重力空間の生活は骨がスカスカになりやすい」と言う有名な実験の担当者でもあります。 

 人間の体は、 

成人で全重量9kgと言われる206本の骨で作られている、 

206階建ての超高層ビルディングのようなもの、との例えが分かりやすい。 

さらに骨は生命の維持に必要なカルシウムの貯蔵庫であることや、数年で全て新しく入れ替わっている事も教えてくれています。材料としての食べ物が大事なのは言うまでもありません。因みに鹿島先生のお勧めは「納豆・大根の葉・うなぎの骨・梅干し・みかん」などです。 

 私阿部一理は、それにケイ素(シリカ、Si)がお勧めです。原子転換について、過去のブログを覗いてみて下さい。 

https://shokuyonomichi.com/ケイ素とは%E3%80%80その1-201601/ 

 原子番号「14」のSi(ケイ素)と「6」のC(炭素)が「20」のCa(カルシウム)に転換するというフランスのルイ・ケルブラン博士の理論です。とてもフシギな理論です。 

 

 話を元に戻して、『骨の構造改革』の22ページから、 

人類は太古の昔 Caの豊富な海から陸へと生活の場を変え、ついには海と決別しました。 

私たち人類を含め、海と決別した脊椎動物にとって骨は、体内に作り出したカルシウムの海ということになります。カルシウムは別名『命の炎』と呼ばれているほど生命維持に大切な元素のひとつであり、筋肉や神経をもコントロールしています。 

 ここで私阿部は、進化の過程で海と決別した生物の上陸劇について触れてみたいと思います。 

垂直に立って生活する人類の、重力との関係性は避けて通りれないと思うからです。 

 この項についての重要参考図書は、西原克成著『生命記憶を探る旅、三木成夫を読み解く』(河出書房新社 税別1800円)と『患者革命』(KKロングセラーズ 税別1800円)です。 

「発生学」の大家・三木成夫先生が母校東京大学の医学部の学生たちに特別講演を行ったときの情景を伝えた養老孟司先生の感動的な文章を思い出します。 

 

 さて、その上陸劇の要点は、『個体発生は系統発生を繰り返す』という説です。 

私たち人間だけではなく、すべての動物は胎児の時代に進化を繰り返して誕生しているということです。海の中のフカやサメが陸上に上がるときのことを取り上げているのです。 

丁度海から上陸の時、 

水の中での鰓(えら)呼吸から肺呼吸に替わるときのことです。 

「水中の重力1/6」から「1Gの重力」の世界へと変わるとき重大な危機を乗り越えるサマを三木成夫先生は、世界で初めて発見し、重力というエネルギーの存在から、弟子の西原克成先生の「あお向けに寝て重力から解放される骨休め」の発見に至るのでした。 

 

 直立2足歩行の脊椎動物の宿命(朝と夜の身長が違う)ことからも分かるように。文字通り「骨休め」をして背骨を元に戻し、背骨から各臓器に行っている神経が正常に通るようにすることで、各臓器や各器官がより正常にハタラクようにケアする必要があると言う『西原健康法理論』(「患者革命」137ページ第5章)に 

==日本を滅ぼす「罰当たり癖」の 

“口呼吸”と 

“でたらめ寝相・ 

短睡眠の骨休め不足”==を是非読んで欲しいと思うのです。 

 机にうつ伏せして寝たり、椅子に座って寝るなんて重力から解放されていないので、骨休めになっていないので効果半減の眠りはもったいないと、というのです。 

ついでに、東洋医学的に申しますと「腸が冷える」と「鼻がつまり」「口呼吸」になりやすくなります。鼻は大腸との関係が強いのです。 

西原先生の言う『冷え中毒』の恐ろしさです。 

 

 さて、背骨と背骨の間隔が詰まってしまった重症の方は、1~2時間ケアするベッドで寝て、ヒスイ(人間と同じ波動を持っている)の玉で背骨を刺激し、けん引し、お灸し、調整するのが良いと思います。数回は試してみることをお薦めします。 

私も周りの仲間たちでしっかり体験し、後日詳しい報告をさせて頂きたいと思います。  

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