森下学説『二つの造血機能』について

森下学説『二つの造血機能』

四次元的経絡造血について

現象界の三次元を超えた見えない四次元的なエネルギー(気)がブラックホールのような開閉口を通った時に、三次元の物質界に姿を現します。血液や細胞の基本をつくるという、まさに量子力学の世界が造血の第一のタイプだと私には思えてなりません。

宇宙のエネルギーがチューブリンと言う球タンパクを造る(変化する)のです。プラナーが栄養素に変換することもあると、いうのです。まさに、無から有を生じているといっても良いかもしれません。胎児はそれをやってのけて身体を見事に作り上げていくと言うのです。

この球タンパクがどんどん螺旋状に渦を巻きながら積み重なって1つの管(チューブ)が出来上がり、さらに管状に数本くっ付き合ってより太い『脈管』が形成されます。この最初の『チューブリン微小管』が、いろんな細胞や組織の基本となる重要な存在です。

細胞組織の種(核)のようなものだ。受精卵が胎児として成長するのは、母親からの栄養素だけではなく、最も重要な四次元のエネルギーを使っているというのです。胎児は、30億年の生物の歴史を300日で経過していると言われています。計算すると1日に1千万年を経過していることになるのです。

その成長のスピードは、とても母親からの栄養素でまかなえるものではありません。まさに神ワザ、宇宙のエネルギーのなせる業なのです。
※桜沢如一著『生まれるまでの君の伝記』日本IC協会刊参考)

偉大なるかな『チューブリン微小管の作用』

さてもう一つは、食物を食べるようになってからの腸管造血です。骨髄造血説か腸管造血の論争(?)は、この部分でありました。消化された食べ物が「生命前段階物質」となって小腸の絨毛突起の表面に付着し、絨毛上皮細胞に同化されて行く。腸管造血は、この絨毛上皮細胞核の一部が絨毛内腔に転出するところから始まる。

この核を中心に新たに細胞質が付着して、やがて赤血球母細胞が形成される。この細胞質の中に、胞子形成と同じカラクリで赤血球が造られる。この細胞質の中に、胞子形成と同じカラクリで赤血球が造られる。この赤血球母細胞は絨毛内腔の毛細血管の壁にくっ付いて穴を開け、毛細血管内に赤血球を送り出すのです。

その時に核が残る。核は、毛細血管の中には入らないと言うのです。核はリンパ球になります。パイエル板という腸の一部に、トーチカの様に膨らんだ組織があってそこに運ばれて免疫的な役目を果たす細胞になると言われています。

腸管造血の場合には赤血球造血が先行し、リンパ球が後に出来ます。赤血球母細胞としての核がリンパ球に変わっていく訳です。しかし、これは先に述べた四次元的な『植物官機能経絡造血』に対して三次元的な『動物官機能造血』である。と言うように思います。

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