『漂白剤・除菌剤にご注意!!!!』***またある別の関連記事***
「週に一度、漂白剤を使用するだけで、COPDのリスクが30%増加する」というのはすごい。
漂白剤・除菌剤を使用するときには、マスクをするなり、あるいは手に付着しないように注意することが必要かも知れません。
ちなみに、記事にも出てきます、この漂白剤の成分である『第四級アンモニウム塩』というものを調べてみますと、ストレートに『毒』ですね。
※第四級アンモニウム化合物は健康にさまざまな影響を与える。
例えを挙げていくと、軽度の皮膚や呼吸器の炎症から皮膚の焼灼性熱傷、胃腸炎、吐き気、嘔吐、昏睡、けいれん、低血圧、死などがある。
この「さまざまな影響を与える」という具体的な最後の例が「死」とある。
今回のことでふと思ったのですけれど、漂白剤あるいは、第四級アンモニウム塩という成分が含まれる除菌剤によって「肺がダメージ」を受けるという事を知らなければならないと思いました。
例えば
・除菌用の製品一般
・芳香タイプの除菌剤製品一般
・汗や匂い対策用の体につけるタイプの製品
などでは、かなりの率で使われている可能性があります。
さらに調べてみますと、手洗い用の消毒液などに含まれている「塩化ベンザルコニウム」という成分も、第四級アンモニウム塩の混合物のようですので、同じかと思われます。
これらのことから考えますと、インフルエンザなどが流行するこのシーズンに、公共施設や病院などに「手洗い用の消毒剤」が設置されていたりしますが、あれも多くの第四級アンモニウム塩の混合物と考えてもいいかも知れません。
これらの消毒剤は、強力にいろいろな微生物を破壊するようなのですが、風邪やインフルエンザが流行するこの季節は、むしろ「手の常在菌が生きている」方がいいと思われるのです。
人間の皮膚には常在菌が複数いて、これが皮膚を弱酸性に保ってくれているため病原菌が手などにつきにくくしてくれているのです。詳しいことは、医学博士の藤田紘一郎先生の『手を洗いすぎると風邪を引きやすくなる。流水で10秒だけでいい』プレジデント 2018年1月18日付け参照。
第四級アンモニウム塩(あるいは手洗い消毒液に含まれる塩化ベンザルコニウム)は、先程のように強い殺菌作用がありますので、それで手を洗えば、常在菌も殺すはずです。
そうなりますと、皮膚の弱酸性が消え、病原菌に対して無防備になりますので、風邪やインフルエンザを含めた病原体が手に付着しやすくなると思われます。
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阿部一理記
『人工呼吸器の不足』を報道すると同時に
「消毒剤の害」と「冷たい飲み物の害」を
声を大にして言って欲しいと思います