「当たり前」のことが「当たり前」でしょうか?
中日新聞に連載中の==ニュースを問う== 「特攻」のメカニズム10。「凍土より帰還」(2023.04.09)をご紹介させて頂きます。 「戦争」の理不尽さを忘れないために・・・・ ************ 前回まで 旧満州で特攻隊員に選ばれた関口文雄さん(旧姓桜井、1926〜2020年)は最前線の鹿児島県の知覧飛行場まで進んだが、乗っていた特攻機が整備不良で、代替機を受け取りに旧満州に…
自然を取り込んむ夢の住宅!!!
2023年3月9日の中日新聞に「注目集まるエコハウス」と題して “冬暖かく、夏涼しい”という夢のような光熱費節約の住宅が紹介されました。 愛知県一宮市ですので、1年程前実際に私阿部も行って来ました。こんな家を建ててみたいと思ったのです。 真冬に素足で、夏のような薄着で充分暖かいのに、暖房はほとんどしていないで室温24℃の快適さでした。秘密は「大きな三重の窓」にありました。自宅兼モデル…
1日のうちどれ位、いのちについて考えますか?
国際ジャーナリスト堤未果さんの書物『食が壊れる』(文春新書)を、ここ数回にわたって紹介させて頂きました。 令和5年1月18日 有機農業の実践者の集いで、堤さんの夫君川田龍平さんの『龍平:生き抜く勇気を』(高文研発行、900円税別)を買ってきました。 川田さんは、19歳で実名を公表し「薬害エイズ裁判」の原告となり、歴史的和解を勝ち取り、2007年参議院東京選挙区にて当選。現在3期目。ス…
「ぬくもりある」地域社会を目指して!!!
鈴木宣弘氏(のぶひろ)さんの事を緊急ご案内致します。 文春新書『食の戦争―米国の罠に落ちる日本』(2013年8月20日、第一刷発行、820円税別)の著者紹介から。 1958年、三重県生まれ。82年東京大学農学部卒業。農林水産省(国際部国際企画課、九州大学教授、コーネル大学客員教授を経て2006年より東京大学大学院農学国際専攻教授。専門は農業経済学。農業政策の提言を続ける傍ら、数多くのFT…
外交力で戦争を回避せよ!!!!
2023年(令和5年)1月20日(金)の中日新聞。 『話題の発掘、ニュースの追跡』【『台湾有事』日本が組み込まれる恐れ】は凄い!!! 岸本拓也、中沢佳子両記者の特報を全国民に知らしめたい。ここまで踏み込んだ記事を掲載できる新聞社がアッパレであります。 記事の全文をご紹介させて頂きます。長文ですが最後までお付き合い下さい。(阿部一理) ****** 米シンクタンク、戦略国際問題…
国連が「家族農業」を推進!!!!
農業(アグルカルチャー)と、生態学(エコロジー)を組み合わせた造語の『アグロエコロジー』の紹介が、昨年末12月25日、中日新聞の社説でした。 農業ほど大切な仕事はありません。太陽も空気も水も自然にあります。でも農産物は作る必要があります。地球の人口は約80憶人。今でも増え続けています。 食糧危機を叫ぶ声が昨今大きくなっています。自給率38%(これでもかなり楽観的な数字です)の我が国は…
オカシイ「再エネ」の実態!!!
良いことをしているつもりが、とんでもない「悪」につながっていることの一つが「再生可能エネルギーのデタラメ」ではないか、との記事を見ました。(週刊現代2022年12月31日、1月7日合併号、52ページ) 私阿部一理も太陽光発電の異様な光景と、巨大風車による風力発電の異常さを感じておりました。そんな折、札幌の自然食店「まほろば」の宮下周平オーナーから「風力発電を問う」シリーズ、第五章『風の祈…
寒さ ひもじさ 厳しさ
親友 M氏(名古屋市を中心にユニークな塾を経営なさっている)から、サッカー・ワールドカップに関連してスバラシイご意見を頂戴いたしました。 実は、M氏の今回のサッカー・ワールドカップの3題話のような話が、マクロビオティックの創始者桜沢如一師の遺書と言われている著作と重なったことに驚いた次第です。 そして、その感動を共有したいと思い、今回のブログに取り上げさせていただきました。 まずM…
歯の形状は60%が・・・・
2022年12月3日(土)「ごはんで健康シンポジウム」が東京日本橋にて5時間の長丁場で開かれました。 『米ばなれ』が叫ばれる昨今、非常にタイムリーな企画で、玄米食経験を含め尊敬する渡辺昌先生のお招きで参加して参りました。 渡辺昌先生の講演「玄米で健康」は、ご自身の重度の糖尿病を玄米食で克服した体験に基き、元がん研究センターの疫学部長としての立場からも、日本の医療費を大幅に削減できる持…
食料自給率「38%」
2022年11月20日(日)の中日新聞図鑑日曜版に大きく『行き過ぎた輸入依存・揺らぐ日本の食』の特集として、「ロシアによるウクライナ侵攻・新型コロナ禍、人口増加による食料需要の増大・・・。多くの食料や化学肥料、家畜の飼料などを輸入に依存する日本は現在、大量の食品の値上げを余儀なくされています。先進国の中で最も低い食料自給率の日本で行き過ぎた輸入依存体質をどう変えていければいいのか。さまざまな角度…
「大和撫子のからだづくり」に学ぶ!!
10月11日は「国際ガールズ・デー」ということで新聞、テレビで『月経』(いわゆる生理)についての特集がありました。それらをみていてあまりにも不自然な「医学情報」がミスリードしている危惧を感じて今回取り上げてみました。 自然な生活をしていると『月経』は2.5日で終わり、痛みは全くありません。経血は溜めておいて、トイレで出すことが出来ます。いわゆる『月経血コントロールが』(「女は毎月生まれ変わる…
『お互いさま』の精神性を忘れていませんか?
国際ジャーナリスト堤未果さんの紹介は今回が最終になります。 最後は『株式会社アメリカの日本解体計画(経営科学出版 2021年1月20日初版発行。1078円:税込み) 特にこの本の表紙にある言葉が心に響きました。 「日本人が古くから育んできた、頭の中にある私たちの知恵『お互いさま』という精神性こそ、ウォール街が一番怖がっているものです。 どこまでも自分自身と深く向き合う、崇高な文化…
だれでも「データーベースの中」にいる現代!!
国際ジャーナリスト堤未果さんの第二弾です。 前回は『日本が売られる』でした。 「日本はなくなるかも」という衝撃の内容、そしてそのことに多くの日本人が気が付いていない、という実態(ゆで蛙状態)がもっと衝撃的でした。 コロナ騒動を取り上げた札幌の自然食店「まほろば」オーナーの宮下周平さんの『コロナと生きる』が、ものすごい勢いで数万部の発行を記録した中でも、土地や水源がどんどん外国に買われ…
ご存知ですか!『日本が売れらる』
国際ジャーナリスト・堤未果さんの報告には心が寒くなりました。2018年10月5日初版発行の『日本が売られる』(幻冬舎新書、860円、税別)です。 いつの間にかどんどん売れられる日本!と題した、前書きからして衝撃です。 『貧困大国アメリカ』(岩波新書)シリーズの取材で出会った26歳ジェラルド・ブレイザー元米兵の語りからどうぞ・・・。実は彼は3年前イラクから帰還していたのでした。 ****…
生命を創り出すモノ その2
最近健康を害している方の相談が、余りにも多いので提言させて頂きます。 もっと真剣に免疫力を高めて病知らずの生活を心がけましょう。 健康のカギは 1)24時間浸水した玄米を良い水と塩で炊き、100回程噛んで食し 2)具沢山の味噌汁と、漬物ときんぴらごぼう等のおかずで1日2食。感謝して頂きます。 2~3ケ月で殆どの病にサヨナラ出来ます。 注意)牛乳とパンの朝食なんて、もってのホカ。ギ…
原子破壊力発電所=原発
ドキュメンタリー映画の紹介です。 『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』 関西電力大飯原発の運転停止命令を下した樋口英明・福井地裁裁判長と、農地上で太陽光発電するソーラーシェアリングに取り組む農業者・近藤恵氏を取り上げたドキュメンタリーです。 映画は既に完成しており、2022年9月10日から東京・東中野を皮切りに公開されます。 お客様の入り具合で上映回数や期間延長などがあ…
私たちは、好きで死んだり、けがをしたのではありません。
終戦の日8月15日『空襲被害救え運動50年』の記事(中日新聞)が目を引いた。 以下 篠塚辰徳記者の報告です。 ************** ==民間人補償、国は認めず== 太平洋戦争が終結して77年、国は軍人・軍属、遺族に少なくとも53兆円の恩給を支払ってきた一方で、空襲被害に遭った民間人への補償からは目をそらしてきた。民間の空襲被害者への補償を求めた運動が本格的に始まって今年で5…
12000発の焼夷弾!!!
終戦記念日を迎えるたびに思います。終戦の決定があまりにも遅すぎたと・・・。 この夏、愛知県でお盆を過ごしました。ご当地の中日新聞は戦争のむごさの記事が毎年沢山掲載されます。 昭和20年7月20日の岡崎空襲の記事の見出しが『焼夷弾の雨、帰らぬ人に』とあります。 広島・長崎の原爆はもとより、日本の都市への焼夷弾は無差別殺人であり、重大な戦争犯罪だと思うのですが・・・。 これは明らかに『…